エターナルパーティ2012トライアルIN京都!
2012年11月5日コメント (481)エターナルパーティー2012トライアル
日程:11月11日(日)
場所:京都中小企業会館 704会議室
受付:9:30より受付開始
開始:10:00
参加費:1000円
定員:50名
フォーマット:レガシー
ヘッドジャッジ:泉優
優勝者の方に12月9日にグランプリ名古屋の会場で行われるエターナルパーティ2012の1BYEが与えられます
BIG MAGIC主催
グランプリ名古屋特設ページ
http://www.bigmagic.net/gpnagoya2012/
○所在地
〒615-0042 京都市右京区西院東中水町17番地
(西大路五条下ル東側)
TEL.075 (314) 7171
○最寄駅
*阪急・西院駅
*JR・丹波口駅
アクセス:
○阪急または嵐電「西院」駅より
徒歩12分
または
市バス202号(反時計回り)
「西大路五条」下車徒歩1分
○JR「京都」駅より
市バス205号「九条車庫前」行き
「西大路花屋町」下車徒歩1分
○JR「丹波口」駅より
徒歩約10分
○地下鉄東西線「西大路御池」駅より
市バス202号(反時計回り)
「西大路五条」下車徒歩1分
日程:11月11日(日)
場所:京都中小企業会館 704会議室
受付:9:30より受付開始
開始:10:00
参加費:1000円
定員:50名
フォーマット:レガシー
ヘッドジャッジ:泉優
優勝者の方に12月9日にグランプリ名古屋の会場で行われるエターナルパーティ2012の1BYEが与えられます
BIG MAGIC主催
グランプリ名古屋特設ページ
http://www.bigmagic.net/gpnagoya2012/
○所在地
〒615-0042 京都市右京区西院東中水町17番地
(西大路五条下ル東側)
TEL.075 (314) 7171
○最寄駅
*阪急・西院駅
*JR・丹波口駅
アクセス:
○阪急または嵐電「西院」駅より
徒歩12分
または
市バス202号(反時計回り)
「西大路五条」下車徒歩1分
○JR「京都」駅より
市バス205号「九条車庫前」行き
「西大路花屋町」下車徒歩1分
○JR「丹波口」駅より
徒歩約10分
○地下鉄東西線「西大路御池」駅より
市バス202号(反時計回り)
「西大路五条」下車徒歩1分
エターナルパーティー2012トライアル@京橋ツイン21 MIDタワー カバレッジ的な何か
2012年10月13日大会結果、上位入賞者のデッキリストなどは後日。
Round 1 田代 晃一 (UWr miracle control) vs 泉 優 (Dredge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141332221733/
Round 2 塚西 敏之 (Shandy Gaff) vs 大澤 一恭 (Rw Goblin)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141334355068/
Round 3 樋口 彰彦 (UWB stoneforge) vs 八尾 俊佑 (Punishing Zoo)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141337572653/
Round 4 下地マイケル牧人(UW miracle control) vs 佐野 圭介 (Maverick)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141339481258/
Round 5 澤田 健 (RUG Delver) vs 田中 大毅 (Belchar)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141342094804/
Round 1 田代 晃一 (UWr miracle control) vs 泉 優 (Dredge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141332221733/
Round 2 塚西 敏之 (Shandy Gaff) vs 大澤 一恭 (Rw Goblin)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141334355068/
Round 3 樋口 彰彦 (UWB stoneforge) vs 八尾 俊佑 (Punishing Zoo)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141337572653/
Round 4 下地マイケル牧人(UW miracle control) vs 佐野 圭介 (Maverick)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141339481258/
Round 5 澤田 健 (RUG Delver) vs 田中 大毅 (Belchar)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201210141342094804/
Round 5 澤田 健 (RUG Delver) vs 田中 大毅 (Belchar)
2012年10月13日暫定全勝者は二人のみ。つまり、このマッチを勝った方が優勝者で、1Byeを獲得という非常に分かりやすい試合である。
澤田のデッキには《Force of Will》や《もみ消し》など田中にとってのキラーカードが多数搭載されており、初戦は澤田有利との見方ができるが、サイドボード後は伝家の宝刀《ザンティッドの大群》が火を噴く姿もあるだろう。いずれにせよ、引いた者勝ちの勝負になることは間違いない。
Game 1
田中《炎の儀式》→田中《炎の儀式》→澤田《Force of Will》→田中《炎の儀式》→田中《ライオンの瞳のダイアモンド》→田中《燃え立つ願い》→田中《巣穴からの総出》。
これだけの説明でもおわかりであろう。
澤田 0-1 田中
Game 2
Game 1で運を使い切ってしまったのか、田中が痛恨の事故。《Taiga》をナチュラルドローしたところに《土地譲渡》を抱えてしまうなど、思うようにマナ加速ができない。もっとも、こればかりはブン回り仕様が前提である以上は仕方ないのだが・・・。
頼みの《ザンティッドの大群》は澤田がノータイムで《Force of Will》。
そしてその澤田が、反撃の余地を与える前に《秘密を掘り下げる者》×2で速やかにビートダウンを完遂した。
澤田 1-1 田中
Game 3
《ザンティッドの大群》が2枚ありカウンター対策は十分な手札をキープした田中は、それらを連続してキャストする。これらを澤田は《稲妻》《Force of Will》で対処し、クロックとして《敏捷なマングース》を用意する。
ここから《敏捷なマングース》がアタックを繰り返す以外は、互いにドローゴーするのみで数ターンが経過する。
《ギタクシア派の調査》をドローしてきた田中は、澤田の手札を確認してみるのだが、その内容を見て表情が苦しくなる。
状況を分かりやすくまとめると
手札(田中):《燃え立つ願い》、《水連の花びら》、《猿人の指導霊》、《炎の儀式》、《捨て身の儀式》×2
場(田中):《Taiga》が1枚のみ
手札(澤田):《目くらまし》、《呪文貫き》、《もみ消し》
場(澤田):《沸騰する小湖》、《Volcanic Island》、《Tropical Island》(いずれもアンタップ状態)、《敏捷なマングース》
さてここからどう動いたものか。田中は熟考の末、まず《水連の花びら》を置き、さらに《炎の儀式》、《捨て身の儀式》と試みる。この《捨て身の儀式》を澤田は《呪文貫き》で打ち消した。
その直後に田中がドローしてくるのは3枚目の《ザンティッドの大群》と、全く以て噛み合わない。もし前のターンに我慢していれば安全にコンボをスタートできたのだが、そもそも《ザンティッドの大群》は既に2枚が墓地に置かれているわけで、こればかりは結果論であろう。
結局、現状では不要な《燃え立つ願い》などを引き続けてしまった田中はマナ加速を補充ずることが叶わなかった。地道なアタックを続ける《敏捷なマングース》にライフを削り切られるのを待つしかできなかったのだ。
澤田 2-1 田中
澤田Win!
澤田のデッキには《Force of Will》や《もみ消し》など田中にとってのキラーカードが多数搭載されており、初戦は澤田有利との見方ができるが、サイドボード後は伝家の宝刀《ザンティッドの大群》が火を噴く姿もあるだろう。いずれにせよ、引いた者勝ちの勝負になることは間違いない。
Game 1
田中《炎の儀式》→田中《炎の儀式》→澤田《Force of Will》→田中《炎の儀式》→田中《ライオンの瞳のダイアモンド》→田中《燃え立つ願い》→田中《巣穴からの総出》。
これだけの説明でもおわかりであろう。
澤田 0-1 田中
Game 2
Game 1で運を使い切ってしまったのか、田中が痛恨の事故。《Taiga》をナチュラルドローしたところに《土地譲渡》を抱えてしまうなど、思うようにマナ加速ができない。もっとも、こればかりはブン回り仕様が前提である以上は仕方ないのだが・・・。
頼みの《ザンティッドの大群》は澤田がノータイムで《Force of Will》。
そしてその澤田が、反撃の余地を与える前に《秘密を掘り下げる者》×2で速やかにビートダウンを完遂した。
澤田 1-1 田中
Game 3
《ザンティッドの大群》が2枚ありカウンター対策は十分な手札をキープした田中は、それらを連続してキャストする。これらを澤田は《稲妻》《Force of Will》で対処し、クロックとして《敏捷なマングース》を用意する。
ここから《敏捷なマングース》がアタックを繰り返す以外は、互いにドローゴーするのみで数ターンが経過する。
《ギタクシア派の調査》をドローしてきた田中は、澤田の手札を確認してみるのだが、その内容を見て表情が苦しくなる。
状況を分かりやすくまとめると
手札(田中):《燃え立つ願い》、《水連の花びら》、《猿人の指導霊》、《炎の儀式》、《捨て身の儀式》×2
場(田中):《Taiga》が1枚のみ
手札(澤田):《目くらまし》、《呪文貫き》、《もみ消し》
場(澤田):《沸騰する小湖》、《Volcanic Island》、《Tropical Island》(いずれもアンタップ状態)、《敏捷なマングース》
さてここからどう動いたものか。田中は熟考の末、まず《水連の花びら》を置き、さらに《炎の儀式》、《捨て身の儀式》と試みる。この《捨て身の儀式》を澤田は《呪文貫き》で打ち消した。
その直後に田中がドローしてくるのは3枚目の《ザンティッドの大群》と、全く以て噛み合わない。もし前のターンに我慢していれば安全にコンボをスタートできたのだが、そもそも《ザンティッドの大群》は既に2枚が墓地に置かれているわけで、こればかりは結果論であろう。
結局、現状では不要な《燃え立つ願い》などを引き続けてしまった田中はマナ加速を補充ずることが叶わなかった。地道なアタックを続ける《敏捷なマングース》にライフを削り切られるのを待つしかできなかったのだ。
澤田 2-1 田中
澤田Win!
カバレッジの記録対象であることを知るや否や、突然ヒートアップする下地。いきなり佐野にまくしたて、さらに筆者もその口撃対象に。あまりの早口にうまく切り返すことができない。せっかくの渾身のボケに対応できず場の空気が重くなって下地のテンションが急速落下。至極個人的な感想になるが、この場を借りて下地にはお詫びの言葉を述べさせていただきたい。
Game 1
先手2ターン目に下地が設置した《相殺》が唸りを上げる。
佐野が《ルーンの母》を召喚。下地のライブラリートップは《渦まく知識》。
佐野が《剣を鍬に》を下地の《ヴェンディリオン三人衆》に。下地のライブラリートップは《剣を鍬に》。
しかも捲れるカードがどれも強い。「いやーマジックって運ゲーだなー」と下地のテンションはなお上昇中。2回のナチュラルカウンター分のリソースが何と相殺されたのかと疑いたくなるほど、彼のドローは力強く、不要牌をほとんど引いていない。
佐野が後続として繰り出す《ロクソドンの強打者》《聖遺の騎士》を順に《剣を鍬に》で除去したうえ、《ヴェンディリオン三人衆》と2枚の《ミシュラの工廠》で7点クロックを叩きつけるという、ビートダウンのお株を奪う形で下地の先勝と相成った。
もし佐野が7枚目のマナソースを引けていれば、手札にあった《大修道士、エリシュ・ノーン》で大逆転もあり得たのだったが・・・。
下地 1-0 佐野
Game 2
1本目を圧勝したプレーヤーが2本目では壮絶な事故に見舞われる、というのは心なしか割とよくありがちなシチュエーションに感じられるのだが、下地にはそんな話は全く無縁であった。
佐野が《梅澤の十手》を《ドライアドの東屋》に装備させてアタックすれば《剣を鍬に》でいなし、下地の隙をついて佐野が《悟りの教示者》でサーチした《窒息》には、初手から温め続けていた《忘却の輪》で対処する。さらに《礎石の魔道士》で《師範の占い独楽》を加えるなど、テンポとハンドの両面からアドバンテージをじわじわ築いていく。
《梅澤の十手》のおかげで打撃力を維持できている佐野は、これを《貴族の教主》に装備させて攻撃。これは1発どついた後に下地の《剣を鍬に》で退場するが、あえて除去を使わせたとばかりに《ロクソドンの強打者》を展開する。この返しに下地は《相殺》を設置して、既に用意していた《師範の占い独楽》と合わせてハーフロックを完成させた。
その《ロクソドンの強打者》に再び《梅澤の十手》を装備させ、《クァーサルの群れ魔道士》で賛美しながら佐野はアタックを敢行するのだが、これには下地が《渦まく知識》で積み込んだ《終末》が炸裂する。
なんとか追加の《貴族の教主》を出してアタッカーを確保したかったのだが、これにも下地が《師範の占い独楽》をライブラリートップに戻してから《相殺》するという念の入りようである。
ここで下地が《師範の占い独楽》を出しなおす前に《悪斬の天使》を出してしまい、《剣を鍬に》が何故か刺さってしまうなどのうっかりミスもあったが、そもそも佐野にはもう《梅澤の十手》と土地以外は殴れるクリーチャーも手札もないわけで。
なんとか粘ってやろうという佐野の必死の努力を嘲笑うように、下地は《天使への願い》から5体の天使トークンを呼び出した。
下地 2-0 佐野
下地Win!
Game 1
先手2ターン目に下地が設置した《相殺》が唸りを上げる。
佐野が《ルーンの母》を召喚。下地のライブラリートップは《渦まく知識》。
佐野が《剣を鍬に》を下地の《ヴェンディリオン三人衆》に。下地のライブラリートップは《剣を鍬に》。
しかも捲れるカードがどれも強い。「いやーマジックって運ゲーだなー」と下地のテンションはなお上昇中。2回のナチュラルカウンター分のリソースが何と相殺されたのかと疑いたくなるほど、彼のドローは力強く、不要牌をほとんど引いていない。
佐野が後続として繰り出す《ロクソドンの強打者》《聖遺の騎士》を順に《剣を鍬に》で除去したうえ、《ヴェンディリオン三人衆》と2枚の《ミシュラの工廠》で7点クロックを叩きつけるという、ビートダウンのお株を奪う形で下地の先勝と相成った。
もし佐野が7枚目のマナソースを引けていれば、手札にあった《大修道士、エリシュ・ノーン》で大逆転もあり得たのだったが・・・。
下地 1-0 佐野
Game 2
1本目を圧勝したプレーヤーが2本目では壮絶な事故に見舞われる、というのは心なしか割とよくありがちなシチュエーションに感じられるのだが、下地にはそんな話は全く無縁であった。
佐野が《梅澤の十手》を《ドライアドの東屋》に装備させてアタックすれば《剣を鍬に》でいなし、下地の隙をついて佐野が《悟りの教示者》でサーチした《窒息》には、初手から温め続けていた《忘却の輪》で対処する。さらに《礎石の魔道士》で《師範の占い独楽》を加えるなど、テンポとハンドの両面からアドバンテージをじわじわ築いていく。
《梅澤の十手》のおかげで打撃力を維持できている佐野は、これを《貴族の教主》に装備させて攻撃。これは1発どついた後に下地の《剣を鍬に》で退場するが、あえて除去を使わせたとばかりに《ロクソドンの強打者》を展開する。この返しに下地は《相殺》を設置して、既に用意していた《師範の占い独楽》と合わせてハーフロックを完成させた。
その《ロクソドンの強打者》に再び《梅澤の十手》を装備させ、《クァーサルの群れ魔道士》で賛美しながら佐野はアタックを敢行するのだが、これには下地が《渦まく知識》で積み込んだ《終末》が炸裂する。
なんとか追加の《貴族の教主》を出してアタッカーを確保したかったのだが、これにも下地が《師範の占い独楽》をライブラリートップに戻してから《相殺》するという念の入りようである。
ここで下地が《師範の占い独楽》を出しなおす前に《悪斬の天使》を出してしまい、《剣を鍬に》が何故か刺さってしまうなどのうっかりミスもあったが、そもそも佐野にはもう《梅澤の十手》と土地以外は殴れるクリーチャーも手札もないわけで。
なんとか粘ってやろうという佐野の必死の努力を嘲笑うように、下地は《天使への願い》から5体の天使トークンを呼び出した。
下地 2-0 佐野
下地Win!
実は機器のトラブルにより今大会のペアリングシートは手書きとなってしまったのだが、何やらそこには大きく書かれた「GG」の文字が。要するに今回フィーチャーする樋口と八尾の試合は一方が絶望的に不利、という主催者サイドの煽り文句ということだが、うむ、確かに。樋口のデッキは八尾が繰り出す《罰する火》をどうすることもできなさそうだが、果たして勝負の結末は。
Game 1
先手を取った八尾が《貴族の教主》から《聖遺の騎士》を2連打というグッドスタート。樋口が《拘留の宝球》でまとめて対処できたと思ったのも束の間、八尾は《クァーサルの群れ魔道士》で即座にこれを叩き割りイニチアシブを渡さない。
1体は《剣を鍬に》で除去し、後続の《鷺群れのシガルダ》を《Force of Will》して食い下がるが、残ったもう1体の《聖遺の騎士》が止まらない。
《闇の腹心》《石鍛冶の神秘家》と連打して反撃を試みるも、既に《罰する火》と《燃え柳の木立ち》のコンボを揃えた八尾の敵ではなかった。
樋口 0-1 八尾
Game 2
八尾に後塵を拝した樋口だが、今度こそ《師範の占い独楽》から《石鍛冶の神秘家》の2連打に繋げる素晴らしい立ち上がり。八尾の《森の知恵》こそ通してしまったが、こちらも《師範の占い独楽》がある分ドロー操作の能力には決して劣っていないはずだ。
さらに八尾の《梅澤の十手》を対消滅させ、《クァーサルの群れ魔道士》を《拘留の宝球》して攻撃手段を削いでいく。
さて、ここまでお互いに拮抗した展開を見せていたのだったが、八尾が《野生のナカティル》を後続に送り出したあたりから風向きが怪しくなる。というより、ロケットスタートを果たした樋口はあっさり失速してしまったのだ。
樋口はアップキープに《師範の占い独楽》を起動し、ドロー後に再び《独楽》を起動。ひたすら未来のドローに解決を見出そうとする。しかしそこには回答は見つからない。攻めるためのカードはあるのだが、目下《野生のナカティル》を止めるためのカードが一向に姿を見せない。
そして八尾がダメ押しに《聖遺の騎士》を追加する一方で、樋口はその後もろくなカードを引き当てられなかった。サイドインしたはずの《至高の評決》も《美徳の喪失》も、ここぞというピンチで主人のもとに駆けつけてくれなかったのだ。
樋口 0-2 八尾
八尾Win!
Game 1
先手を取った八尾が《貴族の教主》から《聖遺の騎士》を2連打というグッドスタート。樋口が《拘留の宝球》でまとめて対処できたと思ったのも束の間、八尾は《クァーサルの群れ魔道士》で即座にこれを叩き割りイニチアシブを渡さない。
1体は《剣を鍬に》で除去し、後続の《鷺群れのシガルダ》を《Force of Will》して食い下がるが、残ったもう1体の《聖遺の騎士》が止まらない。
《闇の腹心》《石鍛冶の神秘家》と連打して反撃を試みるも、既に《罰する火》と《燃え柳の木立ち》のコンボを揃えた八尾の敵ではなかった。
樋口 0-1 八尾
Game 2
八尾に後塵を拝した樋口だが、今度こそ《師範の占い独楽》から《石鍛冶の神秘家》の2連打に繋げる素晴らしい立ち上がり。八尾の《森の知恵》こそ通してしまったが、こちらも《師範の占い独楽》がある分ドロー操作の能力には決して劣っていないはずだ。
さらに八尾の《梅澤の十手》を対消滅させ、《クァーサルの群れ魔道士》を《拘留の宝球》して攻撃手段を削いでいく。
さて、ここまでお互いに拮抗した展開を見せていたのだったが、八尾が《野生のナカティル》を後続に送り出したあたりから風向きが怪しくなる。というより、ロケットスタートを果たした樋口はあっさり失速してしまったのだ。
樋口はアップキープに《師範の占い独楽》を起動し、ドロー後に再び《独楽》を起動。ひたすら未来のドローに解決を見出そうとする。しかしそこには回答は見つからない。攻めるためのカードはあるのだが、目下《野生のナカティル》を止めるためのカードが一向に姿を見せない。
そして八尾がダメ押しに《聖遺の騎士》を追加する一方で、樋口はその後もろくなカードを引き当てられなかった。サイドインしたはずの《至高の評決》も《美徳の喪失》も、ここぞというピンチで主人のもとに駆けつけてくれなかったのだ。
樋口 0-2 八尾
八尾Win!
突然だがあなたはshandy gaffというお酒をご存じだろうか。
Wikipediaで検索してみると、そこには「ビールベースのカクテルで、ジンジャー・エールと合わせたもの」との解説を目にすることができるだろう。
ではこれが、同じWikipediaでも「MTG Wiki」であればどう編集されるべきだろうか。
塚西のデッキはシャンディガフ。具体的にどんなデッキなのよと問われてもそれに答えることは難しく、というのも塚西が「これがシャンディガフだ」と言い張ればそれがそうなのだから。強いて説明するなら、青がタッチされてやや重めの構成にシフトしたMaverickが該当するはずである。
それに対する大澤は至って普通のタッチ白のゴブリンデッキ。一般的にゴブリンといえば消耗戦に対する強さに定評があるアーキタイプで、Maverickにはやや有利と考えられるのだが、しかし塚西のデッキに一般論が通用するのかどうか。
Game 1
大澤が《霊気の薬瓶》、塚西が《貴族の教主》を出し合うところからゲームスタート。
そこから大澤が《スカークの探鉱者》《ゴブリンの戦長》と並べ、さらに《ゴブリンの女看守》で《ゴブリンの首謀者》をサーチする。一方で塚西も《漁る軟泥》をアタッカーとして用意しつつ、2枚目の《貴族の教主》でマナ加速してから4ターン目にフルタップで《エルズペス・ティレル》をキャスト。即座に-2能力を起動し、兵士トークンを並べて防御壁を築き始める。
その返しに、大澤がビッグアクションを起こす。
《霊気の薬瓶》で先程の《ゴブリンの首謀者》を出して《棘鞭使い》と《ゴブリンの戦長》をgetすると、そのまま《棘鞭使い》で《漁る軟泥》をバウンス。《スカークの探鉱者》を使ってマナ加速してから《群衆の親分、クレンコ》を召喚した。
そして《群衆の親分、クレンコ》から生み出された大量のゴブリントークンは塚西と《エルズペス・ティレル》に目がけてジェットストリームアタック。
《スカークの探鉱者》《ゴブリンの戦長》《群衆の親分、クレンコ》の赤い三連星が大澤を勝利に導いた。
塚西 0-1 大澤
Game 2
1ターン目に《ゴブリンの従僕》、2ターン目に《宝石の手の焼却者》でブロッカーをどかしてからアタック!
かくて2ターン目に《包囲攻撃の司令官》が降臨した。
《剣を鍬に》を用意できなかった塚西、無念の投了である。
塚西「そのパターン以外だったら大丈夫だったんだけどなー」
塚西 0-2 大澤
大澤Win!
Wikipediaで検索してみると、そこには「ビールベースのカクテルで、ジンジャー・エールと合わせたもの」との解説を目にすることができるだろう。
ではこれが、同じWikipediaでも「MTG Wiki」であればどう編集されるべきだろうか。
塚西のデッキはシャンディガフ。具体的にどんなデッキなのよと問われてもそれに答えることは難しく、というのも塚西が「これがシャンディガフだ」と言い張ればそれがそうなのだから。強いて説明するなら、青がタッチされてやや重めの構成にシフトしたMaverickが該当するはずである。
それに対する大澤は至って普通のタッチ白のゴブリンデッキ。一般的にゴブリンといえば消耗戦に対する強さに定評があるアーキタイプで、Maverickにはやや有利と考えられるのだが、しかし塚西のデッキに一般論が通用するのかどうか。
Game 1
大澤が《霊気の薬瓶》、塚西が《貴族の教主》を出し合うところからゲームスタート。
そこから大澤が《スカークの探鉱者》《ゴブリンの戦長》と並べ、さらに《ゴブリンの女看守》で《ゴブリンの首謀者》をサーチする。一方で塚西も《漁る軟泥》をアタッカーとして用意しつつ、2枚目の《貴族の教主》でマナ加速してから4ターン目にフルタップで《エルズペス・ティレル》をキャスト。即座に-2能力を起動し、兵士トークンを並べて防御壁を築き始める。
その返しに、大澤がビッグアクションを起こす。
《霊気の薬瓶》で先程の《ゴブリンの首謀者》を出して《棘鞭使い》と《ゴブリンの戦長》をgetすると、そのまま《棘鞭使い》で《漁る軟泥》をバウンス。《スカークの探鉱者》を使ってマナ加速してから《群衆の親分、クレンコ》を召喚した。
そして《群衆の親分、クレンコ》から生み出された大量のゴブリントークンは塚西と《エルズペス・ティレル》に目がけてジェットストリームアタック。
《スカークの探鉱者》《ゴブリンの戦長》《群衆の親分、クレンコ》の赤い三連星が大澤を勝利に導いた。
塚西 0-1 大澤
Game 2
1ターン目に《ゴブリンの従僕》、2ターン目に《宝石の手の焼却者》でブロッカーをどかしてからアタック!
かくて2ターン目に《包囲攻撃の司令官》が降臨した。
《剣を鍬に》を用意できなかった塚西、無念の投了である。
塚西「そのパターン以外だったら大丈夫だったんだけどなー」
塚西 0-2 大澤
大澤Win!
今回は同日同時刻に関東でエターナルフェスティバルが開催されており、このエターナルパーティトライアルはいわばその裏番組である。さらに同じ会場にてPTQギルド門侵犯もあるわけで、参加者は20人弱と若干さびしい数となってしまった。
しかしその中にも、関西で名を轟かせる強豪を多数確認することができる、田代と泉もその代表格の二人であり、古くから関西レガシー界に貢献してきたプレーヤーだ。
1Byeを獲得できるのは1人という、実質的にシングルエリミネーションとなってしまった本大会。初戦の負けはByeはおろか、上位賞ですら早々に圏外に脱落する可能性が高い。最初から気の抜けない戦いである。
Game 1
後手の泉は1ターン目に《信仰無き物あさり》を通し、《ゴルガリの墓トロール》と《臭い草のインプ》を墓地に送り込む。これで泉のデッキの正体がいわゆる「ドレッジ」であることが明らかとなった。これらを順次発掘して墓地にカードを溜めた後、《ナルコメーバ》などをコストに《陰謀団式療法》をフラッシュバックして、《黄泉からの橋》で大量のトークンを発生させてビートダウンするのがこのデッキのコンセプトであり勝利手段である。
そして定石に従い、泉はこれらをドローフェイズに発掘していく。その過程で新たに同種のカードが墓地に送られることで、その連鎖が絶えないのが「発掘」という能力の強みの一つだ。そして第一ゲームを通して、泉は6回もドローフェイズに発掘する機会を与えられえた。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
《臭い草のインプ》を発掘。5枚のカードが墓地に。
《臭い草のインプ》を発掘。5枚のカードが墓地に。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
こうして墓地に置かれた34枚には、《ナルコメーバ》が1枚、《陰謀団式療法》が2枚、《黄泉からの橋》が1枚しかその姿を発見することは出来なかったのだ。
田代 1-0 泉
Game 2
お互いマリガンを挟んだスタートであったためか静かな立ち上がり。先手3ターン目の泉の《信仰無き物あさり》を田代は《対抗呪文》し、返しで田代が《師範の占い独楽》《相殺》と連打すれば、泉はこれらを両方《無効》で退ける。
一般的にはドレッジのサイドボードに《無効》というのは非常に珍しいと思われるが、確かに各種墓地対策の対策にもなりこのような使い方もできる以上、一度は検討する価値があるカードなのかもしれない。
ようやく墓地に干渉するカードである《墓堀りの檻》をドローした田代はこれをキャスト。さらに《ヴェンディリオン三人衆》と《天使への願い》によるトークンを用意し、泉を踏み潰そうとする。
これを泉は《臭い草のインプ》で受け止め、2体の天使トークンとインプが相打ち。《黄泉からの橋》で6体のトークンが泉の軍勢として追加されるが、田代は自らの天使もろとも《終末》で場をリセットする。
ここで田代が息切れしていまい、後続を用意することができない。泉も《墓堀りの檻》の影響で《イチョリッド》や《ナルコメーバ》を最大限に活用できていなかったのだが、《ゴルガリの凶漢》を《暗黒破》で自殺させながら《黄泉からの橋》でトークンを生産という地味なアクションでクロックを用意していく。さらに《イチョリッド》を手札から“普通に”キャストしてアタック。
僅かずつだがこれらの攻撃は田代のライフを確実に蝕んでいき、《剣を鍬に》を引けなかった田代は《ゴルガリの凶漢》ループを止めるには至らなかったのだった。
田代 1-2 泉
Game 3
田代の初手は《渦まく知識》《師範の占い独楽》《相殺》《終末》《天使への願い》と土地が2枚。墓地に干渉するカードこそないが、ドロー操作もあり相殺ロックも揃っているためこれをキープ。
そして頼みの《師範の占い独楽》が突然、泉の《真髄の針》で封印される!
突然トップデッキにすがる必要に迫られた田代は土地をドロー。その返しに泉は《朽ちゆくインプ》を召喚して《暗黒破》をディスカード、これで発掘準備が整った。
さらに泉は田代を対象にとった《陰謀団式療法》をキャスト。これに田代は初手にあった《渦まく知識》で応じる。被害を軽減し、あわよくば反撃ののろしとなれば。
見えたのは土地が3枚。なんじゃこりゃ。
そして見事に泉は宣言を的中させて《終末》を叩き落とし、同時に田代の手札がオールランドであることを確認した。意外過ぎる内容に驚きの表情を隠せない。
その返しに田代は積み込んでいた《天使への願い》を奇跡で唱えるのだが、出てくるトークンはわずか2体。これで殴り切るプランは何とも頼りないし、しかも次のドローが土地であることは先刻承知なのだ。
続くターンに正体が分かり切っているカードをドローし、力なく1体のトークンで攻撃してターンを返す。一方でここまで泉も《暗黒破》を毎ターン発掘するぐらいしか動きを見せなかったのだが、ようやく《匂い草のインプ》《イチョリッド》を始めとする有効牌を墓地に送り込むことに成功し、次のターンからその発掘のスピードが加速するという風に見えた。その時だった。
田代はカードをドロー。あれ?
《安らかな平和》が泉の墓地を吹き飛ばす。
「えええええええええええええ」と悲鳴を上げる泉。さっきまであんた何も引いてなかったでしょ、とその表情が絶望に変わる。何もできずにターンを返すしかなく、再び田代がドロー。あれあれ?
《天使への願い》が再び奇跡。追加されるトークンは4体。
結局、田代がドローしたスペルはわずか2枚だけだった。しかし、それだけで十分だったのだ。
田代 2-1 泉
田代Win!
しかしその中にも、関西で名を轟かせる強豪を多数確認することができる、田代と泉もその代表格の二人であり、古くから関西レガシー界に貢献してきたプレーヤーだ。
1Byeを獲得できるのは1人という、実質的にシングルエリミネーションとなってしまった本大会。初戦の負けはByeはおろか、上位賞ですら早々に圏外に脱落する可能性が高い。最初から気の抜けない戦いである。
Game 1
後手の泉は1ターン目に《信仰無き物あさり》を通し、《ゴルガリの墓トロール》と《臭い草のインプ》を墓地に送り込む。これで泉のデッキの正体がいわゆる「ドレッジ」であることが明らかとなった。これらを順次発掘して墓地にカードを溜めた後、《ナルコメーバ》などをコストに《陰謀団式療法》をフラッシュバックして、《黄泉からの橋》で大量のトークンを発生させてビートダウンするのがこのデッキのコンセプトであり勝利手段である。
そして定石に従い、泉はこれらをドローフェイズに発掘していく。その過程で新たに同種のカードが墓地に送られることで、その連鎖が絶えないのが「発掘」という能力の強みの一つだ。そして第一ゲームを通して、泉は6回もドローフェイズに発掘する機会を与えられえた。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
《臭い草のインプ》を発掘。5枚のカードが墓地に。
《臭い草のインプ》を発掘。5枚のカードが墓地に。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
《ゴルガリの墓トロール》を発掘。6枚のカードが墓地に。
こうして墓地に置かれた34枚には、《ナルコメーバ》が1枚、《陰謀団式療法》が2枚、《黄泉からの橋》が1枚しかその姿を発見することは出来なかったのだ。
田代 1-0 泉
Game 2
お互いマリガンを挟んだスタートであったためか静かな立ち上がり。先手3ターン目の泉の《信仰無き物あさり》を田代は《対抗呪文》し、返しで田代が《師範の占い独楽》《相殺》と連打すれば、泉はこれらを両方《無効》で退ける。
一般的にはドレッジのサイドボードに《無効》というのは非常に珍しいと思われるが、確かに各種墓地対策の対策にもなりこのような使い方もできる以上、一度は検討する価値があるカードなのかもしれない。
ようやく墓地に干渉するカードである《墓堀りの檻》をドローした田代はこれをキャスト。さらに《ヴェンディリオン三人衆》と《天使への願い》によるトークンを用意し、泉を踏み潰そうとする。
これを泉は《臭い草のインプ》で受け止め、2体の天使トークンとインプが相打ち。《黄泉からの橋》で6体のトークンが泉の軍勢として追加されるが、田代は自らの天使もろとも《終末》で場をリセットする。
ここで田代が息切れしていまい、後続を用意することができない。泉も《墓堀りの檻》の影響で《イチョリッド》や《ナルコメーバ》を最大限に活用できていなかったのだが、《ゴルガリの凶漢》を《暗黒破》で自殺させながら《黄泉からの橋》でトークンを生産という地味なアクションでクロックを用意していく。さらに《イチョリッド》を手札から“普通に”キャストしてアタック。
僅かずつだがこれらの攻撃は田代のライフを確実に蝕んでいき、《剣を鍬に》を引けなかった田代は《ゴルガリの凶漢》ループを止めるには至らなかったのだった。
田代 1-2 泉
Game 3
田代の初手は《渦まく知識》《師範の占い独楽》《相殺》《終末》《天使への願い》と土地が2枚。墓地に干渉するカードこそないが、ドロー操作もあり相殺ロックも揃っているためこれをキープ。
そして頼みの《師範の占い独楽》が突然、泉の《真髄の針》で封印される!
突然トップデッキにすがる必要に迫られた田代は土地をドロー。その返しに泉は《朽ちゆくインプ》を召喚して《暗黒破》をディスカード、これで発掘準備が整った。
さらに泉は田代を対象にとった《陰謀団式療法》をキャスト。これに田代は初手にあった《渦まく知識》で応じる。被害を軽減し、あわよくば反撃ののろしとなれば。
見えたのは土地が3枚。なんじゃこりゃ。
そして見事に泉は宣言を的中させて《終末》を叩き落とし、同時に田代の手札がオールランドであることを確認した。意外過ぎる内容に驚きの表情を隠せない。
その返しに田代は積み込んでいた《天使への願い》を奇跡で唱えるのだが、出てくるトークンはわずか2体。これで殴り切るプランは何とも頼りないし、しかも次のドローが土地であることは先刻承知なのだ。
続くターンに正体が分かり切っているカードをドローし、力なく1体のトークンで攻撃してターンを返す。一方でここまで泉も《暗黒破》を毎ターン発掘するぐらいしか動きを見せなかったのだが、ようやく《匂い草のインプ》《イチョリッド》を始めとする有効牌を墓地に送り込むことに成功し、次のターンからその発掘のスピードが加速するという風に見えた。その時だった。
田代はカードをドロー。あれ?
《安らかな平和》が泉の墓地を吹き飛ばす。
「えええええええええええええ」と悲鳴を上げる泉。さっきまであんた何も引いてなかったでしょ、とその表情が絶望に変わる。何もできずにターンを返すしかなく、再び田代がドロー。あれあれ?
《天使への願い》が再び奇跡。追加されるトークンは4体。
結局、田代がドローしたスペルはわずか2枚だけだった。しかし、それだけで十分だったのだ。
田代 2-1 泉
田代Win!
大会結果とデッキ分布、上位陣のデッキリストについてはこちらになります。
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209161842259455/
また、ビデオカバレッジ(Round 4~6)の方も後日アップロードの予定なので、そちらも合わせてご視聴ください。
Round 1 今井 誠勝 (UW Miracle control) vs. 日下部 恭平 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171832246978/
Round 2 後藤田 陽香 (UWb Miracle control) vs 福永 錬多朗 (MonoWhite Weenie)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171834213071/
Round 3 森安 元気 (MonoRed Burn) vs 関本 達生 (UWB Stoneforge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171836186904/
Round 4 八尾 俊佑 (Punishing Zoo) vs 玉田 遼一 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171838066931/
Game 1, 2 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18919506(video coverage)
Round 5 山本 真矢 (UWr Miracle control) vs 表西 幸次郎 (UWB Stoneforge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171840342548/
Game 1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18921239(video coverage)
Game 2 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18921505
Round 6 表西 幸次郎 (UWB Stoneforge) vs 関本 達生 (UWB Stoneforge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171842105395/
Game 1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18913326 (video coverage)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209161842259455/
また、ビデオカバレッジ(Round 4~6)の方も後日アップロードの予定なので、そちらも合わせてご視聴ください。
Round 1 今井 誠勝 (UW Miracle control) vs. 日下部 恭平 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171832246978/
Round 2 後藤田 陽香 (UWb Miracle control) vs 福永 錬多朗 (MonoWhite Weenie)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171834213071/
Round 3 森安 元気 (MonoRed Burn) vs 関本 達生 (UWB Stoneforge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171836186904/
Round 4 八尾 俊佑 (Punishing Zoo) vs 玉田 遼一 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171838066931/
Game 1, 2 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18919506(video coverage)
Round 5 山本 真矢 (UWr Miracle control) vs 表西 幸次郎 (UWB Stoneforge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171840342548/
Game 1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18921239(video coverage)
Game 2 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18921505
Round 6 表西 幸次郎 (UWB Stoneforge) vs 関本 達生 (UWB Stoneforge)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201209171842105395/
Game 1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18913326 (video coverage)
最後のフイーチャーマッチを戦うデッキは、二つの青白黒石鍛冶。既に公開されているデッキリストをご覧になっていただければお分かりになるとは思うが、二つとも非常によく似た構成である。そして申し訳ないが、このマッチに関しては、どうかビデオカバレッジの方を視聴していただきたい。いきなりこんなことを言い出すのもどうかとは思うのだが、とにかくゲームの内容が濃厚過ぎて、とても言葉ではその素晴らしさを表現しきれなかったのだ。己の文才の乏しさを全くもって嘆くばかりである。
Game 1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18913326
Game 1
開始早々に互いに《コジレックの審問》を打ち合い、まずは相手の初手を確認するところからゲームスタート。関本は《渦まく知識》を、表西は《師範の占い独楽》を、まずは叩き落とす。
続けざまに表西は《思考囲い》《コジレックの審問》を浴びせていくが、関本も対応して《渦まく知識》を唱えて被害を最小限に抑える。
手札破壊の応酬がいったん終わったところで、失ったリソースを回復するべく関本は《精神を刻む者、ジェイス》を唱える。表西がコントロールする《忍び寄るタール坑》を意識して、まずは忠誠値を5に引き上げる。
しかしこれを表西は《精神を刻む者、ジェイス》の対消滅により対処する。再び関本が《精神を刻む者、ジェイス》を設置しようものなら、即座にそれも対消滅。
満足にリソースを回復できなかった関本は、《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》を使いまわして手札を整理しようとする。表西も続けて同じ行動をとるという、まさにミラーマッチらしい光景である。互いの《瞬唱の魔道士》はコンバットで相打ちした。
ここまで先手の関本が常に主導権を握っているように見えたが、ようやく表西が攻めに転じる。まずは《殴打頭蓋》を通して、4点のクロックを用意した。
関本も負けじと《石鍛冶の神秘家》で《殴打頭蓋》をサーチし、さらにそれに《梅澤の十手》を纏わせようとするのだが、これは表西の《剣を鍬に》で除去される。さらに《ヴェンディリオン三人衆》によって、今まさにサーチされたばかりの《殴打頭蓋》はライブラリーの底へ追放される。
関本は3枚目となる《精神を刻む者、ジェイス》を通して何とか解決策を模索する。まずは細菌トークンをバウンスして、再び《石鍛冶の神秘家》を唱えて《殴打頭蓋》を手札に戻す。さらに表西の《ヴェンディリオン三人衆》を《剣を鍬に》して《精神を刻む者、ジェイス》を守る構えだ。
しかし安心したのも束の間、全く同じ悪夢が関本を襲う。すわなち、再び関本の《石鍛冶の神秘家》は農場に送られ、《殴打頭蓋》は2枚目の《ヴェンディリオン三人衆》によってライブラリーの底に沈められた。さらにその《ヴェンディリオン三人衆》によって、《精神を刻む者、ジェイス》が破壊された。
関本はさらに4枚目となる《精神を刻む者、ジェイス》をキャスト!再びトークンをバウンスして時間を稼ぎ、これまた先のターンにトップデッキしていた《聖トラフトの霊》に《梅澤の十手》を装備させて攻撃する。これは表西の《瞬唱の魔道士》と相打ちするが、《十手》に乗ったカウンターを使って《ヴェンディリオン三人衆》を対処することに成功する。これで関本にとって、当面の脅威は《殴打頭蓋》だけだ。
続けて表西のドローフェイズに《ヴェンディリオン三人衆》を召喚する。手札を確認の後、《石鍛冶の神秘家》をライブラリーの底に沈める。
その返しに、表西は《殴打頭蓋》を装備したトークンと《ミシュラの工廠》で《精神を刻む者、ジェイス》を攻撃した。対応して関本は《瞬唱の魔道士》を唱えるのだが、これを表西は《Force of Will》で打ち消す。攻撃が通り、関本の墓地には4枚目のプレインズウォ-カーが落ちる。
ここでようやく表西も《梅澤の十手》をドロー。即座にこれをキャストし、対応して関本は全てのカウンターを自身の《梅澤の十手》から取り除く。まずは細菌トークンを-4/-4して、残りの分はライフゲインに充てた。
なんとか一時的に《殴打頭蓋》から逃れた関本だが、当然ではあるが本質的な解決には至っていない。完全な息切れに陥り、《殴打頭蓋》に対する回答が見つけられない。
何度でも不死のゾンビのごとく復活する細菌トークンを前に、これ以上の対処は彼にはもはや不可能だった。
表西 1-0 関本
Game 2
再び関本が《コジレックの審問》を唱えるところからゲームが開始した。
初手から土地がなかなか増えない表西は《渦まく知識》に活路を求めようとするが、これに関本の《呪文貫き》が突き刺さる。
さらに表西が《石鍛冶の神秘家》で《梅澤の十手》をサーチしようものなら、返しで再び関本は《コジレックの審問》を唱えてそれを叩き落とす。しかしここで《殴打頭蓋》と《Force of Will》を確認した関本は頭を抱えることになる。次のターンには表西の《石鍛冶の神秘家》がアクティブになってしまい、第一ゲームを決定づけた《殴打頭蓋》が登場してしまうからだ。
そしてターンが表西に再び渡り、即座に《石鍛冶の神秘家》の起動が宣言される。関本は一応《ヴェンディリオン三人衆》でレスポンスしてみるのだが、これは既に確認済みの《Force of Will》の餌食となる。
クロックの登場を許してしまった関本も何とか攻め手を用意したいところだったが、ここでの次の一手は一足遅い《剣を鍬に》と噛み合わない。表で《石鍛冶の神秘家》を、《瞬唱の魔道士》によるフラッシュバックで細菌トークンを追放してみるのだが、これもただの時間稼ぎにすぎない。
その間も表西は《未練ある魂》《精神を刻む者、ジェイス》と脅威を打ち出していく。《精神を刻む者、ジェイス》は《呪文貫き》して登場を許さなかったのだが、2体のスピリットトークンが、そして何より《殴打頭蓋》が全く止まらない。
まず《渦まく知識》を、さらに残り少ないライフを犠牲にフェッチランドを起動して、《瞬唱の魔道士》でもう一度《渦まく知識》を。必死に解決を図ろうとしてみる関本。してみるのだが、残念ながら報われない努力というものも現実にはあるわけで。
表西 2-0 関本
表西Win!
Game 1 http://www.nicovideo.jp/watch/sm18913326
Game 1
開始早々に互いに《コジレックの審問》を打ち合い、まずは相手の初手を確認するところからゲームスタート。関本は《渦まく知識》を、表西は《師範の占い独楽》を、まずは叩き落とす。
続けざまに表西は《思考囲い》《コジレックの審問》を浴びせていくが、関本も対応して《渦まく知識》を唱えて被害を最小限に抑える。
手札破壊の応酬がいったん終わったところで、失ったリソースを回復するべく関本は《精神を刻む者、ジェイス》を唱える。表西がコントロールする《忍び寄るタール坑》を意識して、まずは忠誠値を5に引き上げる。
しかしこれを表西は《精神を刻む者、ジェイス》の対消滅により対処する。再び関本が《精神を刻む者、ジェイス》を設置しようものなら、即座にそれも対消滅。
満足にリソースを回復できなかった関本は、《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》を使いまわして手札を整理しようとする。表西も続けて同じ行動をとるという、まさにミラーマッチらしい光景である。互いの《瞬唱の魔道士》はコンバットで相打ちした。
ここまで先手の関本が常に主導権を握っているように見えたが、ようやく表西が攻めに転じる。まずは《殴打頭蓋》を通して、4点のクロックを用意した。
関本も負けじと《石鍛冶の神秘家》で《殴打頭蓋》をサーチし、さらにそれに《梅澤の十手》を纏わせようとするのだが、これは表西の《剣を鍬に》で除去される。さらに《ヴェンディリオン三人衆》によって、今まさにサーチされたばかりの《殴打頭蓋》はライブラリーの底へ追放される。
関本は3枚目となる《精神を刻む者、ジェイス》を通して何とか解決策を模索する。まずは細菌トークンをバウンスして、再び《石鍛冶の神秘家》を唱えて《殴打頭蓋》を手札に戻す。さらに表西の《ヴェンディリオン三人衆》を《剣を鍬に》して《精神を刻む者、ジェイス》を守る構えだ。
しかし安心したのも束の間、全く同じ悪夢が関本を襲う。すわなち、再び関本の《石鍛冶の神秘家》は農場に送られ、《殴打頭蓋》は2枚目の《ヴェンディリオン三人衆》によってライブラリーの底に沈められた。さらにその《ヴェンディリオン三人衆》によって、《精神を刻む者、ジェイス》が破壊された。
関本はさらに4枚目となる《精神を刻む者、ジェイス》をキャスト!再びトークンをバウンスして時間を稼ぎ、これまた先のターンにトップデッキしていた《聖トラフトの霊》に《梅澤の十手》を装備させて攻撃する。これは表西の《瞬唱の魔道士》と相打ちするが、《十手》に乗ったカウンターを使って《ヴェンディリオン三人衆》を対処することに成功する。これで関本にとって、当面の脅威は《殴打頭蓋》だけだ。
続けて表西のドローフェイズに《ヴェンディリオン三人衆》を召喚する。手札を確認の後、《石鍛冶の神秘家》をライブラリーの底に沈める。
その返しに、表西は《殴打頭蓋》を装備したトークンと《ミシュラの工廠》で《精神を刻む者、ジェイス》を攻撃した。対応して関本は《瞬唱の魔道士》を唱えるのだが、これを表西は《Force of Will》で打ち消す。攻撃が通り、関本の墓地には4枚目のプレインズウォ-カーが落ちる。
ここでようやく表西も《梅澤の十手》をドロー。即座にこれをキャストし、対応して関本は全てのカウンターを自身の《梅澤の十手》から取り除く。まずは細菌トークンを-4/-4して、残りの分はライフゲインに充てた。
なんとか一時的に《殴打頭蓋》から逃れた関本だが、当然ではあるが本質的な解決には至っていない。完全な息切れに陥り、《殴打頭蓋》に対する回答が見つけられない。
何度でも不死のゾンビのごとく復活する細菌トークンを前に、これ以上の対処は彼にはもはや不可能だった。
表西 1-0 関本
Game 2
再び関本が《コジレックの審問》を唱えるところからゲームが開始した。
初手から土地がなかなか増えない表西は《渦まく知識》に活路を求めようとするが、これに関本の《呪文貫き》が突き刺さる。
さらに表西が《石鍛冶の神秘家》で《梅澤の十手》をサーチしようものなら、返しで再び関本は《コジレックの審問》を唱えてそれを叩き落とす。しかしここで《殴打頭蓋》と《Force of Will》を確認した関本は頭を抱えることになる。次のターンには表西の《石鍛冶の神秘家》がアクティブになってしまい、第一ゲームを決定づけた《殴打頭蓋》が登場してしまうからだ。
そしてターンが表西に再び渡り、即座に《石鍛冶の神秘家》の起動が宣言される。関本は一応《ヴェンディリオン三人衆》でレスポンスしてみるのだが、これは既に確認済みの《Force of Will》の餌食となる。
クロックの登場を許してしまった関本も何とか攻め手を用意したいところだったが、ここでの次の一手は一足遅い《剣を鍬に》と噛み合わない。表で《石鍛冶の神秘家》を、《瞬唱の魔道士》によるフラッシュバックで細菌トークンを追放してみるのだが、これもただの時間稼ぎにすぎない。
その間も表西は《未練ある魂》《精神を刻む者、ジェイス》と脅威を打ち出していく。《精神を刻む者、ジェイス》は《呪文貫き》して登場を許さなかったのだが、2体のスピリットトークンが、そして何より《殴打頭蓋》が全く止まらない。
まず《渦まく知識》を、さらに残り少ないライフを犠牲にフェッチランドを起動して、《瞬唱の魔道士》でもう一度《渦まく知識》を。必死に解決を図ろうとしてみる関本。してみるのだが、残念ながら報われない努力というものも現実にはあるわけで。
表西 2-0 関本
表西Win!
なんだか今大会ではやけに青白系のコントロールを紹介しているような気がしないでもないが、Round 5で紹介する二人も揃って青白を基調とするデッキを選択している。しかしその細部は微妙に異なる。山本が《終末》《天使への願い》など奇跡カードを中心にした重ボードコントロールなのに対し、表西のそれは《石鍛冶の神秘家》を《思考囲い》などで支えるクロックパーミッション然とした構築である。
Game 1
山本が《師範の占い独楽》、表西が《渦まく知識》《思案》と、お互いにドロー操作を繰り返すのみで序盤の数ターンが経過する。
表西が《瞬唱の魔道士》でクロックを用意した返しで、山本は《相殺》を設置する。これにより、《師範の占い独楽》と合わせてハーフロックを完成させる。
表西は対応して《ヴェンディリオン三人衆》をキャスト。これは山本に《Force of Will》で阻まれるが、返しのターンに《精神を刻む者、ジェイス》を通すことに成功した。
山本も《ミシュラの工廠》と《瞬唱の魔道士》の攻撃を《剣を鍬に》の2連打で捌き、さらに《師範の占い独楽》によるドロー操作を駆使して《精神を刻む者、ジェイス》を対消滅させる。容易にアドバンテージ差を広げさせるわけにはいかない。
続く《思考囲い》も《相殺》で撃退し、その隙をついた《殴打頭蓋》の対処も抜かりない。ここでは《終末》でトークンを吹き飛ばすことで、表西に攻め手を用意させない。
そしてゲームを終わらせるため、全力でマナを捻出して《天使への願い》を詠唱する。
表西も《仕組まれた爆薬》(X=0)を置こうとはしてみる。
山元は冷静にライブラリートップを公開する。
そこに見えたのは、土地。
山本 1-0 表西
Game 2
表西の手札破壊が唸りを上げる。まず《思考囲い》で1発目。公開された《呪文貫き》《渦まく知識》《剣を鍬に》《精神を刻む者、ジェイス》《相殺》《島》《Tundra》から相殺を抜き取る。
2ターン目にも再び《思考囲い》。これに山本は《渦まく知識》で対応するのだが、狙い澄ました表西の《呪文貫き》がそれを許さない。山本のファーストドローが《瞬唱の魔道士》であることを確認し、今回は《精神を刻む者、ジェイス》を墓地に送る。
山本は《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》を再利用し手札を整理して、引き込んだ《相殺》《師範の占い独楽》と立て続けに送り出す。しかし表西は、《師範の占い独楽》を《呪文貫き》で打消し、《相殺》には《仕組まれた爆薬》という回答を用意していた。
何とかリードを奪いたい山本はようやく4枚目の土地を引き込み、《精神を刻む者、ジェイス》をキャスト。これが通れば、というところだったが、表西は《Force of Will》で退ける。
さらにその返しで、表西は自ら《精神を刻む者、ジェイス》をキャスト。そしてこれが通る!
《ヴェンディリオン三人衆》をおとりにして、《瞬唱の魔道士》で3回目の《思考囲い》を山本に突き付ける。山本の手札に脅威がないことを確認し、歴代最強のプレインズウォーカーを起動して猛烈なアドバンテージを取りに行く。
その数ターン後に《石鍛冶の神秘家》が通ったところで、山本は敗北を認めた。
山本 1-1 表西
Game 3
Game3が開始した時点で残り時間は5分を切っていた。
さすがに勝敗が決着する訳もなく。
山本 1-1-1 表西
Game 1
山本が《師範の占い独楽》、表西が《渦まく知識》《思案》と、お互いにドロー操作を繰り返すのみで序盤の数ターンが経過する。
表西が《瞬唱の魔道士》でクロックを用意した返しで、山本は《相殺》を設置する。これにより、《師範の占い独楽》と合わせてハーフロックを完成させる。
表西は対応して《ヴェンディリオン三人衆》をキャスト。これは山本に《Force of Will》で阻まれるが、返しのターンに《精神を刻む者、ジェイス》を通すことに成功した。
山本も《ミシュラの工廠》と《瞬唱の魔道士》の攻撃を《剣を鍬に》の2連打で捌き、さらに《師範の占い独楽》によるドロー操作を駆使して《精神を刻む者、ジェイス》を対消滅させる。容易にアドバンテージ差を広げさせるわけにはいかない。
続く《思考囲い》も《相殺》で撃退し、その隙をついた《殴打頭蓋》の対処も抜かりない。ここでは《終末》でトークンを吹き飛ばすことで、表西に攻め手を用意させない。
そしてゲームを終わらせるため、全力でマナを捻出して《天使への願い》を詠唱する。
表西も《仕組まれた爆薬》(X=0)を置こうとはしてみる。
山元は冷静にライブラリートップを公開する。
そこに見えたのは、土地。
山本 1-0 表西
Game 2
表西の手札破壊が唸りを上げる。まず《思考囲い》で1発目。公開された《呪文貫き》《渦まく知識》《剣を鍬に》《精神を刻む者、ジェイス》《相殺》《島》《Tundra》から相殺を抜き取る。
2ターン目にも再び《思考囲い》。これに山本は《渦まく知識》で対応するのだが、狙い澄ました表西の《呪文貫き》がそれを許さない。山本のファーストドローが《瞬唱の魔道士》であることを確認し、今回は《精神を刻む者、ジェイス》を墓地に送る。
山本は《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》を再利用し手札を整理して、引き込んだ《相殺》《師範の占い独楽》と立て続けに送り出す。しかし表西は、《師範の占い独楽》を《呪文貫き》で打消し、《相殺》には《仕組まれた爆薬》という回答を用意していた。
何とかリードを奪いたい山本はようやく4枚目の土地を引き込み、《精神を刻む者、ジェイス》をキャスト。これが通れば、というところだったが、表西は《Force of Will》で退ける。
さらにその返しで、表西は自ら《精神を刻む者、ジェイス》をキャスト。そしてこれが通る!
《ヴェンディリオン三人衆》をおとりにして、《瞬唱の魔道士》で3回目の《思考囲い》を山本に突き付ける。山本の手札に脅威がないことを確認し、歴代最強のプレインズウォーカーを起動して猛烈なアドバンテージを取りに行く。
その数ターン後に《石鍛冶の神秘家》が通ったところで、山本は敗北を認めた。
山本 1-1 表西
Game 3
Game3が開始した時点で残り時間は5分を切っていた。
さすがに勝敗が決着する訳もなく。
山本 1-1-1 表西
フォーマットを問わず、共にハイレベルな成績を残すことで知られる両者。ちなみに2人とも、過去に開催された日本レガシー選手権でTop8に入賞していたりする。それぞれ自分が使い慣れたデッキを今回も選択して、ここまで無敗のまま。前回のトライアルを優勝した玉田が再び全勝街道を走り続けるのか、それとも八尾がそれを阻止するのか。
なおRound 4からはビデオカバレッジの方も用意されているので(後日アップロード予定)、そちらの方も合わせて視聴いただけると幸いである。
Game 1
先手の八尾が《Savannah》から《貴族の教主》を唱え、さらに《燃え柳の木立ち》《クァーサルの群れ魔道士》とつなげて強烈なパンチをいきなり食らわせる。
玉田もそれに劣らない素晴らしい立ち上がりを迎えた。開幕ターンに唱えた《秘密を掘り下げる者》は《Force of Will》を捲って即座に《昆虫の逸脱者》に変身し、さらに後続として《敏捷なマングース》を用意する。
その《昆虫の逸脱者》こそ八尾の《剣を鍬に》で対処されるが、《聖遺の騎士》は《Force of Will》で打消し、《クァーサルの群れ魔道士》を《稲妻》で破壊し、続く《漁る軟泥》も《稲妻》と玉田のペースでゲームが進行する。
さらに玉田は《敏捷なマングース》を追加する。スレッショルドを達成した3/3の群れが八尾を襲う。
ここまでで八尾の側に並んだ土地は《Savannah》《燃え柳の木立ち》《平地》。これが意味するのは、《野生のナカティル》は全て2/2に過ぎないということ。不利なブロックを強いられ、次第に八尾のリソースが一方的に減っていく。
起死回生を狙った《石鍛冶の神秘家》も打ち消された上に。3枚目となる《敏捷なマングース》によって八尾の戦意がついに挫かれた。
八尾 0-1 玉田
Game 2
八尾が《緑の太陽の頂点》から《ドライアドの東屋》をサーチして先行したかと思えば、玉田はノータイムで《水没》を唱えるという、再序盤から火花散る攻防が繰り広げられる。
さらに玉田は、八尾の《スレイベンの守護者、サリア》は《目くらまし》、《野生のナカティル》は《稲妻》で対処し、《渦まく知識》と《思案》で手札を整えていく。
その間も、カウンターを掻い潜って登場した《聖遺の騎士》が痛烈な一撃を玉田に与え続ける。3体の《貴族の教主》に賛美された攻撃は本当に重い。
何とか《タルモゴイフ》を連打してダメージレースの形を作る玉田。さらに《秘密を掘り下げる者》《敏捷なマングース》と立て続けにキャストしていく。八尾が直前のターンに唱えた《石鍛冶の神秘家》は、《稲妻》で即座に焼き焦がした。
そこから八尾は《聖遺の騎士》《殴打頭蓋》《野生のナカティル》で、玉田は2体の《タルモゴイフ》での殴り合いが始まる。
そしてタイトなダメージレースが展開されるこのタイミングで、玉田は値千金の《造物の学者、ヴェンセール》をトップデッキ!八尾の攻撃に合わせてこれを唱え、まずはcip能力で《殴打頭蓋》をバウンスし、《聖遺の騎士》をチャンプブロックして時間を稼ぐ。
八尾は仕方なく《殴打頭蓋》を出しなおす。しかしその代償として、ここでフルタップになってしまう。彼に残されたライフは4しかない。
玉田はたった今ドローしたカードを場に伏せ、祈るようにそれを捲っていく。これが勝敗を分かつ実質的なラストターンであることは明らか。ここで眼前の《殴打頭蓋》をどかせるカードを引ければ玉田の勝利。引けなければ恐らく、待っているのは敗北である。
そして玉田は勢いよく、そのドローを公開する。
《水没》が姿を現した瞬間、ギャラリーから感嘆の声が漏れた。
八尾 0-2 玉田
玉田Win!
なおRound 4からはビデオカバレッジの方も用意されているので(後日アップロード予定)、そちらの方も合わせて視聴いただけると幸いである。
Game 1
先手の八尾が《Savannah》から《貴族の教主》を唱え、さらに《燃え柳の木立ち》《クァーサルの群れ魔道士》とつなげて強烈なパンチをいきなり食らわせる。
玉田もそれに劣らない素晴らしい立ち上がりを迎えた。開幕ターンに唱えた《秘密を掘り下げる者》は《Force of Will》を捲って即座に《昆虫の逸脱者》に変身し、さらに後続として《敏捷なマングース》を用意する。
その《昆虫の逸脱者》こそ八尾の《剣を鍬に》で対処されるが、《聖遺の騎士》は《Force of Will》で打消し、《クァーサルの群れ魔道士》を《稲妻》で破壊し、続く《漁る軟泥》も《稲妻》と玉田のペースでゲームが進行する。
さらに玉田は《敏捷なマングース》を追加する。スレッショルドを達成した3/3の群れが八尾を襲う。
ここまでで八尾の側に並んだ土地は《Savannah》《燃え柳の木立ち》《平地》。これが意味するのは、《野生のナカティル》は全て2/2に過ぎないということ。不利なブロックを強いられ、次第に八尾のリソースが一方的に減っていく。
起死回生を狙った《石鍛冶の神秘家》も打ち消された上に。3枚目となる《敏捷なマングース》によって八尾の戦意がついに挫かれた。
八尾 0-1 玉田
Game 2
八尾が《緑の太陽の頂点》から《ドライアドの東屋》をサーチして先行したかと思えば、玉田はノータイムで《水没》を唱えるという、再序盤から火花散る攻防が繰り広げられる。
さらに玉田は、八尾の《スレイベンの守護者、サリア》は《目くらまし》、《野生のナカティル》は《稲妻》で対処し、《渦まく知識》と《思案》で手札を整えていく。
その間も、カウンターを掻い潜って登場した《聖遺の騎士》が痛烈な一撃を玉田に与え続ける。3体の《貴族の教主》に賛美された攻撃は本当に重い。
何とか《タルモゴイフ》を連打してダメージレースの形を作る玉田。さらに《秘密を掘り下げる者》《敏捷なマングース》と立て続けにキャストしていく。八尾が直前のターンに唱えた《石鍛冶の神秘家》は、《稲妻》で即座に焼き焦がした。
そこから八尾は《聖遺の騎士》《殴打頭蓋》《野生のナカティル》で、玉田は2体の《タルモゴイフ》での殴り合いが始まる。
そしてタイトなダメージレースが展開されるこのタイミングで、玉田は値千金の《造物の学者、ヴェンセール》をトップデッキ!八尾の攻撃に合わせてこれを唱え、まずはcip能力で《殴打頭蓋》をバウンスし、《聖遺の騎士》をチャンプブロックして時間を稼ぐ。
八尾は仕方なく《殴打頭蓋》を出しなおす。しかしその代償として、ここでフルタップになってしまう。彼に残されたライフは4しかない。
玉田はたった今ドローしたカードを場に伏せ、祈るようにそれを捲っていく。これが勝敗を分かつ実質的なラストターンであることは明らか。ここで眼前の《殴打頭蓋》をどかせるカードを引ければ玉田の勝利。引けなければ恐らく、待っているのは敗北である。
そして玉田は勢いよく、そのドローを公開する。
《水没》が姿を現した瞬間、ギャラリーから感嘆の声が漏れた。
八尾 0-2 玉田
玉田Win!
今大会は関西のみならず、関東を始めとして実に広範囲にわたる地域からプレーヤーが参戦しているようだ。Round 3でフィーチャーする森安も、東京からはるばる大阪にやってきた男の一人。しかし関西勢とも親交は深く、彼を知る人間も会場には多数いるようである。一方の関本は地元関西勢。第1回日本レガシー選手権でTop8に入賞するなど、息の長い活躍を続けるプレーヤーだ。
Game 1
1ターン目
森安ターン:《溶岩の撃ち込み》(関本ライフ20→17)
2ターン目
森安ターン:《紅蓮光電の柱》、対応して関本が《溢れかえる岸辺》を起動して《Tundra》サーチ(17→16)、《渦まく知識》を挟んでからの《Force of Will》(16→15)
関本ターン:《汚染された三角州》で《Underground Sea》をサーチ(15→14)、《コジレックの審問》で《紅蓮光電の柱》を捨てさせる
3ターン目
森安ターン:《発展の代価》(14→10)
関本ターン:《梅澤の十手》
4ターン目
森安ターン:《溶岩の撃ち込み》(10→7)、《Chain Lightning》(7→4)、《火炎破》(4→0)
こんがり焼けました。
森安 1-0 関本
Game 2
後手となったが森安は1ターン目から《ゴブリンの先達》で早速ビートダウンを開始。これが何点のライフを削れるかが勝負を大きく左右する。関本は対応して《渦まく知識》し、土地をライブラリートップから公開して美味しくアドバンテージを獲得する。
返しで関本は《石鍛冶の神秘家》で《殴打頭蓋》をサーチ。これを見逃すわけにいかない森安は即座に《Chain Lightning》を浴びせ、さらに《裂け目の稲妻》を2連続で待機。
ここでようやく関本は《剣を鍬に》で《ゴブリンの先達》を始末し、ライフの減少を食い止める。
森安がリアクションを起こさない一方で、関本は《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》をフラッシュバック。さらにずっと手札に抱えていた《梅澤の十手》を増備させてアタックした。
森安からは対応はなく、まず十手の上にカウンターが二つ置かれる。
返しで森安は《粉々》を叩きつけるのだが、これを関本は《Force of Will》し、さらに2枚目の《石鍛冶の神秘家》を送り込む。装備品を素引きしていたためにアドバンテージは得られなかったが、手札に控える《殴打頭蓋》を有効活用できるため完全な無駄牌ではない。
やむなく再び《裂け目の稲妻》で《石鍛冶の神秘家》を焦がすしかない森安。それを嘲笑うかのごとく、関本は《聖トラフトの霊》を戦場に送り込んだ。
続くターンに関本は全軍突撃。ここぞとばかりに《梅澤の十手》から全てのカウンターを取り除き、+2/+2能力を4回起動した。
森安は、斃れた。
森安 1-1 関本
Game 3
関本は3ターン目に《聖トラフトの霊》を唱え、続くターンに《梅澤の十手》を装備させて攻撃した。
マナ事情に苦しみ、ブロッカーを用意できない森安はこれをどうすることもできなかった。2枚の《粉々》を手札に用意していたのだが、これを関本は《Force of Will》と《コジレックの審問》で弾いたのだった。
森安 1-2 関本
関本Win!
Game 1
1ターン目
森安ターン:《溶岩の撃ち込み》(関本ライフ20→17)
2ターン目
森安ターン:《紅蓮光電の柱》、対応して関本が《溢れかえる岸辺》を起動して《Tundra》サーチ(17→16)、《渦まく知識》を挟んでからの《Force of Will》(16→15)
関本ターン:《汚染された三角州》で《Underground Sea》をサーチ(15→14)、《コジレックの審問》で《紅蓮光電の柱》を捨てさせる
3ターン目
森安ターン:《発展の代価》(14→10)
関本ターン:《梅澤の十手》
4ターン目
森安ターン:《溶岩の撃ち込み》(10→7)、《Chain Lightning》(7→4)、《火炎破》(4→0)
こんがり焼けました。
森安 1-0 関本
Game 2
後手となったが森安は1ターン目から《ゴブリンの先達》で早速ビートダウンを開始。これが何点のライフを削れるかが勝負を大きく左右する。関本は対応して《渦まく知識》し、土地をライブラリートップから公開して美味しくアドバンテージを獲得する。
返しで関本は《石鍛冶の神秘家》で《殴打頭蓋》をサーチ。これを見逃すわけにいかない森安は即座に《Chain Lightning》を浴びせ、さらに《裂け目の稲妻》を2連続で待機。
ここでようやく関本は《剣を鍬に》で《ゴブリンの先達》を始末し、ライフの減少を食い止める。
森安がリアクションを起こさない一方で、関本は《瞬唱の魔道士》で《渦まく知識》をフラッシュバック。さらにずっと手札に抱えていた《梅澤の十手》を増備させてアタックした。
森安からは対応はなく、まず十手の上にカウンターが二つ置かれる。
返しで森安は《粉々》を叩きつけるのだが、これを関本は《Force of Will》し、さらに2枚目の《石鍛冶の神秘家》を送り込む。装備品を素引きしていたためにアドバンテージは得られなかったが、手札に控える《殴打頭蓋》を有効活用できるため完全な無駄牌ではない。
やむなく再び《裂け目の稲妻》で《石鍛冶の神秘家》を焦がすしかない森安。それを嘲笑うかのごとく、関本は《聖トラフトの霊》を戦場に送り込んだ。
続くターンに関本は全軍突撃。ここぞとばかりに《梅澤の十手》から全てのカウンターを取り除き、+2/+2能力を4回起動した。
森安は、斃れた。
森安 1-1 関本
Game 3
関本は3ターン目に《聖トラフトの霊》を唱え、続くターンに《梅澤の十手》を装備させて攻撃した。
マナ事情に苦しみ、ブロッカーを用意できない森安はこれをどうすることもできなかった。2枚の《粉々》を手札に用意していたのだが、これを関本は《Force of Will》と《コジレックの審問》で弾いたのだった。
森安 1-2 関本
関本Win!
Round 2で紹介するのは後藤田と福永の試合である。プレーヤーの大多数を男性が占めるMagic; the Gathering というゲームにおいて、後藤田のような女流プレーヤーは非常に珍しい。一体どんなデッキなのか…と思えば、そこに見えたのは完全なトーナメント志向で構築された青白の奇跡コントロール。女性だからといって嘗めてかかることなどできそうにない。対照的に、福永のデッキは《運命の大立者》や《闘争の学び手》を堅実に育てて殴る清き正しい白単ビートダウン。しかし随所に独自のメタカードが搭載されており、現在のレガシー環境を読み切った素晴らしい構築だと感じられる。
Game 1
先手の福永は《運命の大立者》からゲームスタート。早速これを2/2、そして4/4に育てていく。
後藤田も《剣を鍬に》で《運命の大立者》を除去し、さらに《相殺》を設置して今後の布石とする。
この隙をついて福永は《遍歴の騎士、エルズペス》を送り込む。後藤田の手に《Force of Will》はない。
続くターンに福永が唱えた《殴打頭蓋》こそ《呪文貫き》で退けるのだが、毎ターン量産される兵士トークンが後藤田に強烈なプレッシャーを与える。歴代屈指のプレインズウォーカーの威圧感が重くのしかかる。
さらに福永は、《相殺》を掻い潜って《静月の騎兵》を通すことに成功する。これが兵士トークンと共にこつこつダメージを重ねていく。何とか除去したい後藤田だったが、プロテクション白を備えたこの騎士に《剣を鍬に》は通用しない。
《天使への願い》で解決を図ろうとはしてみるのだが、結局のところ何体のトークンを並べたところで《静月の騎兵》の前にはブロッカーとしての役割をなさない訳で。
後藤田 0-1 福永
Game 2
福永は土地が1枚ながら2枚の《霊気の薬瓶》を含む初手をキープ。1枚目で《Force of Will》をあぶり出し、2枚目を通して序盤戦の攻防をリードする。
さらに1ターン遅れて土地を引き込み、3ターン目には《石鍛冶の神秘家》を唱える。1ターン待って《霊域の薬瓶》から確実に通すプランもあったが、後藤田の手札が回復する前にクロックを準備したかったのだろう。ここでは《殴打頭蓋》を手札に加える。
さらに2枚目の《石鍛冶の神秘家》(《梅澤の十手》サーチ)、《闘争の学び手》と展開していく。
ここで一旦後藤田は《終末》で場をリセット。さらに《謙虚》を設置するのだが、装備品を握られているためにやや影響力に欠けるのが悔やまれる。
福永の攻め手も尽きず、3枚目となる《石鍛冶の神秘家》、《殴打頭蓋》、《スレイベンの守護者、サリア》と並べていく。
《精神を刻む者、ジェイス》を連発して《渦まく知識》する後藤田だったが、状況を打開するカードには恵まれず、それぞれ返しの攻撃によってあっさりと《精神を刻む者、ジェイス》は墓地送りに。
最終的に福永が《謙虚》を《解呪》したことで、後藤田を守る最後の防壁も決壊してしまった。
後藤田 0-2 福永
福永Win!
Game 1
先手の福永は《運命の大立者》からゲームスタート。早速これを2/2、そして4/4に育てていく。
後藤田も《剣を鍬に》で《運命の大立者》を除去し、さらに《相殺》を設置して今後の布石とする。
この隙をついて福永は《遍歴の騎士、エルズペス》を送り込む。後藤田の手に《Force of Will》はない。
続くターンに福永が唱えた《殴打頭蓋》こそ《呪文貫き》で退けるのだが、毎ターン量産される兵士トークンが後藤田に強烈なプレッシャーを与える。歴代屈指のプレインズウォーカーの威圧感が重くのしかかる。
さらに福永は、《相殺》を掻い潜って《静月の騎兵》を通すことに成功する。これが兵士トークンと共にこつこつダメージを重ねていく。何とか除去したい後藤田だったが、プロテクション白を備えたこの騎士に《剣を鍬に》は通用しない。
《天使への願い》で解決を図ろうとはしてみるのだが、結局のところ何体のトークンを並べたところで《静月の騎兵》の前にはブロッカーとしての役割をなさない訳で。
後藤田 0-1 福永
Game 2
福永は土地が1枚ながら2枚の《霊気の薬瓶》を含む初手をキープ。1枚目で《Force of Will》をあぶり出し、2枚目を通して序盤戦の攻防をリードする。
さらに1ターン遅れて土地を引き込み、3ターン目には《石鍛冶の神秘家》を唱える。1ターン待って《霊域の薬瓶》から確実に通すプランもあったが、後藤田の手札が回復する前にクロックを準備したかったのだろう。ここでは《殴打頭蓋》を手札に加える。
さらに2枚目の《石鍛冶の神秘家》(《梅澤の十手》サーチ)、《闘争の学び手》と展開していく。
ここで一旦後藤田は《終末》で場をリセット。さらに《謙虚》を設置するのだが、装備品を握られているためにやや影響力に欠けるのが悔やまれる。
福永の攻め手も尽きず、3枚目となる《石鍛冶の神秘家》、《殴打頭蓋》、《スレイベンの守護者、サリア》と並べていく。
《精神を刻む者、ジェイス》を連発して《渦まく知識》する後藤田だったが、状況を打開するカードには恵まれず、それぞれ返しの攻撃によってあっさりと《精神を刻む者、ジェイス》は墓地送りに。
最終的に福永が《謙虚》を《解呪》したことで、後藤田を守る最後の防壁も決壊してしまった。
後藤田 0-2 福永
福永Win!
エターナルフェスティバル2012トライアルIN市立住之江会館にようこそ!
51名ものレガシープレーヤーが参加と大盛況の今大会。遠征組も多く、加えて今回もギャザ速からは取材班が会場に姿を現しているではないか。これは気合を入れねばと勝手に筆者が意気込む中、Round 1のペアリングが発表されるとともに最初のフィーチャマッチが決定した。
では早速、ギャザ速様には取材に励んでいただきましょうか!
…という意図がどこまであったかはともかく、Round 1のフィーチャーエリアにはギャザ速取材班の今井をお呼びした。もちろん伊達や酔狂というだけの男ではなく、今夏に開催されたワールド・マジック・カップ2012予選では上位入賞を果たすなど、一プレーヤーとしても確かな実力の持ち主である。
その対戦相手は日下部。国内のレガシー事情に詳しい方ならその名前を一度は耳にしたことがあるだろう。関東で開催された同トライアルで既にByeを獲得済みだが、さらなる上乗せのために今回も精力的に参戦に踏み切った。
Game 1
土地が1枚のリスキーな初手をキープした日下部は、1ターン目に《島》を置くのみで続くターンにはディスカードを強いられてしまう。早くも暗雲が立ち込める。
一方で十分な土地に恵まれた今井は《島》《島》《氷河の城砦》と並べ、日下部のターン終了時に《ヴェンディリオン三人衆》。先の見通しが立たない日下部は、これを《Force of Will》してクロックの登場を許さない。
続くターンにようやく後続の土地として《森》を引いた日下部は、そこから《タルモゴイフ》を2ターン連続でキャストする。
今井も1枚目は《対抗呪文》で撃退したのだが、2枚目は登場を許してしまう。《精神を刻む者、ジェイス》に対抗策を求めるのだが、日下部の《Force of Will》がそれを阻んだ。
さらに日下部は一気にゲームを片付けるべく、追加のクロックとして《漁る軟泥》を追加する。
しかしここで今井は6マナを支払って《終末》をキャスト。順調に土地を並べ続けられたことが功を奏した。日下部はこれを打ち消すことができず、再び戦場はまっさらとなる。
ボードの対処に成功した今井は、ここで《相殺》と《師範の占い独楽》を連続でキャスト。ハーフロックを完成させて日下部の後続をシャットアウトした。
起死回生をかけた日下部の《礎石の魔道士》には《相殺》を合わせることができなったが、ならばと手札から《Force of Will》を唱える。
ゲームを終わらせるために今井が《精神を刻む者、ジェイス》を設置したところで日下部が投了。3枚目の《精神を刻む者、ジェイス》と《Force of Will》を手札に余らせてと、今井の完勝劇だった。
今井 1-0 日下部
Game 2
ファーストアクションは後手の今井が唱えた《師範の占い独楽》。返しで日下部は《仕組まれた爆薬》(X = 2)を置き、後の《相殺》に対して保険をかけておく。
さらに日下部は続いて《渋面の溶岩使い》を通す。この《溶岩使い》は後々今井を苦しめることになる。この1枚に今井はライフに換算して10点相当のリソースを削られることになるのだから。
今井も《精神を刻む者、ジェイス》で応戦する。まずは+2能力を使って消術し、《タルモゴイフ》を底に送る。対消滅を狙った日下部の《精神を刻む者、ジェイス》は《Force of Will》する。さらに《相殺》を置いてはみるのだが、これは先に述べたように日下部の《仕組まれた爆薬》で即座に破壊される。
日下部は《瞬唱の魔道士》をキャスト。2/1のクロックを追加して、《渋面の溶岩使い》と合わせて一気にライフを削り切るプランを選択する。《師範の占い独楽》を《クローサの掌握》で破壊し、《天使への願い》を《呪文貫き》で打ち消して主導権をなかなか譲らない。
しかしここでも今井のドローが強い。何事もなかったかのようにそれぞれ2枚目となる《相殺》《師範の占い独楽》を用意する。さらに《瞬唱の魔道士》は《剣を鍬に》で対処して、《渋面の溶岩使い》以外の脅威を全て処理することに成功する。
《相殺》と《師範の占い独楽》を揃えた今井は、ガンである《渋面の溶岩使い》を《精神を刻む者、ジェイス》で《送還》する。対応して《渋面の溶岩使い》が起動されたことで、このプレインズウォーカーはようやく墓地に置かれる。こうして戦場には平穏が訪れるが、今井のライフは火力の射程圏内に落ち込む。
ここから今井は決定打をなかなか引けず、日下部も《相殺》のために呪文をうかつに唱えることができずと、互いに睨み合う時間となる。6ターンほどドローゴーが続いたところで、やっと今井が《精神を刻む者、ジェイス》をドロー。即座にこれを唱えてまずは+0能力による《渦まく知識》。
ここで日下部が大きく動く。《古えの遺恨》《渦まく知識》を連打し、なんとか隙をついて必殺の呪文を通そうとする。何せ今井のライフは既に3だ。手札の《稲妻》を命中させればいいだけの話なのだ。
しかし今井は、的確に《渦まく知識》と《師範の占い独楽》を駆使して、日下部のカードを全て《相殺》で弾き続けたのだった。
今井 2-0 日下部
今井Win!
51名ものレガシープレーヤーが参加と大盛況の今大会。遠征組も多く、加えて今回もギャザ速からは取材班が会場に姿を現しているではないか。これは気合を入れねばと勝手に筆者が意気込む中、Round 1のペアリングが発表されるとともに最初のフィーチャマッチが決定した。
では早速、ギャザ速様には取材に励んでいただきましょうか!
…という意図がどこまであったかはともかく、Round 1のフィーチャーエリアにはギャザ速取材班の今井をお呼びした。もちろん伊達や酔狂というだけの男ではなく、今夏に開催されたワールド・マジック・カップ2012予選では上位入賞を果たすなど、一プレーヤーとしても確かな実力の持ち主である。
その対戦相手は日下部。国内のレガシー事情に詳しい方ならその名前を一度は耳にしたことがあるだろう。関東で開催された同トライアルで既にByeを獲得済みだが、さらなる上乗せのために今回も精力的に参戦に踏み切った。
Game 1
土地が1枚のリスキーな初手をキープした日下部は、1ターン目に《島》を置くのみで続くターンにはディスカードを強いられてしまう。早くも暗雲が立ち込める。
一方で十分な土地に恵まれた今井は《島》《島》《氷河の城砦》と並べ、日下部のターン終了時に《ヴェンディリオン三人衆》。先の見通しが立たない日下部は、これを《Force of Will》してクロックの登場を許さない。
続くターンにようやく後続の土地として《森》を引いた日下部は、そこから《タルモゴイフ》を2ターン連続でキャストする。
今井も1枚目は《対抗呪文》で撃退したのだが、2枚目は登場を許してしまう。《精神を刻む者、ジェイス》に対抗策を求めるのだが、日下部の《Force of Will》がそれを阻んだ。
さらに日下部は一気にゲームを片付けるべく、追加のクロックとして《漁る軟泥》を追加する。
しかしここで今井は6マナを支払って《終末》をキャスト。順調に土地を並べ続けられたことが功を奏した。日下部はこれを打ち消すことができず、再び戦場はまっさらとなる。
ボードの対処に成功した今井は、ここで《相殺》と《師範の占い独楽》を連続でキャスト。ハーフロックを完成させて日下部の後続をシャットアウトした。
起死回生をかけた日下部の《礎石の魔道士》には《相殺》を合わせることができなったが、ならばと手札から《Force of Will》を唱える。
ゲームを終わらせるために今井が《精神を刻む者、ジェイス》を設置したところで日下部が投了。3枚目の《精神を刻む者、ジェイス》と《Force of Will》を手札に余らせてと、今井の完勝劇だった。
今井 1-0 日下部
Game 2
ファーストアクションは後手の今井が唱えた《師範の占い独楽》。返しで日下部は《仕組まれた爆薬》(X = 2)を置き、後の《相殺》に対して保険をかけておく。
さらに日下部は続いて《渋面の溶岩使い》を通す。この《溶岩使い》は後々今井を苦しめることになる。この1枚に今井はライフに換算して10点相当のリソースを削られることになるのだから。
今井も《精神を刻む者、ジェイス》で応戦する。まずは+2能力を使って消術し、《タルモゴイフ》を底に送る。対消滅を狙った日下部の《精神を刻む者、ジェイス》は《Force of Will》する。さらに《相殺》を置いてはみるのだが、これは先に述べたように日下部の《仕組まれた爆薬》で即座に破壊される。
日下部は《瞬唱の魔道士》をキャスト。2/1のクロックを追加して、《渋面の溶岩使い》と合わせて一気にライフを削り切るプランを選択する。《師範の占い独楽》を《クローサの掌握》で破壊し、《天使への願い》を《呪文貫き》で打ち消して主導権をなかなか譲らない。
しかしここでも今井のドローが強い。何事もなかったかのようにそれぞれ2枚目となる《相殺》《師範の占い独楽》を用意する。さらに《瞬唱の魔道士》は《剣を鍬に》で対処して、《渋面の溶岩使い》以外の脅威を全て処理することに成功する。
《相殺》と《師範の占い独楽》を揃えた今井は、ガンである《渋面の溶岩使い》を《精神を刻む者、ジェイス》で《送還》する。対応して《渋面の溶岩使い》が起動されたことで、このプレインズウォーカーはようやく墓地に置かれる。こうして戦場には平穏が訪れるが、今井のライフは火力の射程圏内に落ち込む。
ここから今井は決定打をなかなか引けず、日下部も《相殺》のために呪文をうかつに唱えることができずと、互いに睨み合う時間となる。6ターンほどドローゴーが続いたところで、やっと今井が《精神を刻む者、ジェイス》をドロー。即座にこれを唱えてまずは+0能力による《渦まく知識》。
ここで日下部が大きく動く。《古えの遺恨》《渦まく知識》を連打し、なんとか隙をついて必殺の呪文を通そうとする。何せ今井のライフは既に3だ。手札の《稲妻》を命中させればいいだけの話なのだ。
しかし今井は、的確に《渦まく知識》と《師範の占い独楽》を駆使して、日下部のカードを全て《相殺》で弾き続けたのだった。
今井 2-0 日下部
今井Win!
エターナルフェスティバル2012トライアルIN市立住之江会館
2012年9月16日9月16日開催(日)開催のエターナルフェスティバル2012トライアルの結果です。
参加者51名
デッキ分布
マーフォーク 4名
バーン 2名
白単 1名
エメリア・ポッド 1名
カナディアン・スレッショルド 3名
石鍛冶 7名(内訳:UWR2UWB3UW1WB1)
SnT 4名(内訳:全知2スニーク1Hive1)
感染 1名
ゴブリン 3名
Zoo 2名
ベルチャー 1名
Reanimator 2名
Marveric 3名
双子コンボ 1名
奇跡コントロール 6名
発掘 2名
超起源 1名
ANT 1名
UR Wizard 1名
CTG 1名
No Goyf 1名
4色ビート 1名
UR バーン 1名
Eternal Festival Trial 2012 9/16 top8 DeckList
1st - Koujirou Omonishi
Deck Name -
Deck Designer -
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3 《Tundra》
2 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
3 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
1 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
1 《Karakas》
2 《島/Island》
1 《平地/Plains》
1 《沼/Swamp》
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《思案/Ponder》
3 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《Force of Will》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
Sideboard
3 《未練ある魂/Lingering Souls》
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《非業の死/Perish》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《盲信的迫害/Zealous Persecution》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《否認/Negate》
1 《終末/Terminus》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《解呪/Disenchant》
1 《流刑への道/Path to Exile》
2nd - Tatsuo Sekimoto
Deck Name -
Deck Designer -
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
3 《Tundra》
3 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
2 《島/Island》
1 《平地/Plains》
1 《沼/Swamp》
1 《Karakas》
2 《不毛の大地/Wasteland》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《Force of Will》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
2 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1 《土地税/Land Tax》
4 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
Sideboad
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《流刑への道/Path to Exile》
2 《非業の死/Perish》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
2 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《Force of Will》
1 《解呪/Disenchant》
1 《終末/Terminus》
3rd - Shunsuke Yao
Deck Name - Punishing Zoo
Deck Designer - ヤオ シュンスケ
2 《Taiga》
2 《Plateau》
1 《Savannah》
3 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1 《Karakas》
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
2 《不毛の大地/Wasteland》
1 《山/Mountain》
1 《森/Forest》
1 《平地/Plains》
4 《野生のナカティル/Wild Nacatl》
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
1 《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage》
3 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《罰する火/Punishing Fire》
3 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
2 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
Sideboard
4 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
3 《赤霊破/Red Elemental Blast》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《輪作/Crop Rotation》
4th - Ryoichi Tamada
Deck Name -
Deck Designer -
4 《不毛の大地/Wasteland》
3 《Volcanic Island》
3 《Tropical Island》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
2 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《Force of Will》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
2 《思考掃き/Thought Scour》
2 《二股の稲妻/Forked Bolt》
4 《目くらまし/Daze》
4 《呪文貫き/Spell Pierce》
Sideboard
1 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4 《水没/Submerge》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《壌土からの生命/Life from the Loam》
2 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《水流破/Hydroblast》
1 《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
5th - Kenta Yamagishi
Deck Name - かなすれwith
Deck Designer - iruyas
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4 《不毛の大地/Wasteland》
3 《Tropical Island》
3 《Volcanic Island》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
3 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《もみ消し/Stifle》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
4 《思案/Ponder》
2 《二股の稲妻/Forked Bolt》
Sideboard
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2 《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》
1 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《紅蓮破/Pyroblast》
4 《水没/Submerge》
6th - Shinnya Yamamoto
Deck Name - Team Yamamoto
Deck Designer - ヤマモト シンヤ
4 《Tundra》
2 《Volcanic Island》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《Karakas》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4 《島/Island》
2 《平地/Plains》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《天使への願い/Entreat the Angels》
3 《終末/Terminus》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
4 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4 《相殺/Counterbalance》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《対抗呪文/Counterspell》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《Force of Will》
Sideboard
2 《流刑への道/Path to Exile》
2 《墓場の浄化/Purify the Grave》
2 《呪文嵌め/Spell Snare》
2 《解呪/Disenchant》
2 《赤霊破/Red Elemental Blast》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《終末/Terminus》
7th - Kazuto Kawakami
Deck Name - Black Omni-Tell
Deck Designer - チームメタボ
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《Underground Sea》
1 《Volcanic Island》
1 《Badlands》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
2 《島/Island》
1 《山/Mountain》
1 《沼/Swamp》
2 《グリセルブランド/Griselbrand》
2 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4 《全知/Omniscience》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《定業/Preordain》
1 《親身の教示者/Personal Tutor》
4 《燃え立つ願い/Burning Wish》
3 《実物提示教育/Show and Tell》
Sideboard
1 《実物提示教育/Show and Tell》
1 《洞察力の花弁/Petals of Insight》
1 《ぶどう弾/Grapeshot》
1 《再活性/Reanimate》
1 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1 《虐殺/Massacre》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1 《赤霊破/Red Elemental Blast》
2 《紅蓮破/Pyroblast》
4 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
8th - Yoshifumi Oomori
Deck Name - Infect
Deck Designer -
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
3 《Tropical Island》
4 《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》
4 《荒廃の工作員/Blighted Agent》
4 《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》
4 《Berserk》
4 《不安定性突然変異/Unstable Mutation》
2 《古きクローサの力/Might of Old Krosa》
4 《激励/Invigorate》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
Sideboard
3 《荒廃のマンバ/Blight Mamba》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
4 《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
3 《自然の要求/Nature’s Claim》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1位通過のオモニシコウジロウさんがエタフェスの1BYE,
2位通過のセキモトタツオさんがエタパの1BYEを手に入れました。
おめでとうございます!
参加者51名
デッキ分布
マーフォーク 4名
バーン 2名
白単 1名
エメリア・ポッド 1名
カナディアン・スレッショルド 3名
石鍛冶 7名(内訳:UWR2UWB3UW1WB1)
SnT 4名(内訳:全知2スニーク1Hive1)
感染 1名
ゴブリン 3名
Zoo 2名
ベルチャー 1名
Reanimator 2名
Marveric 3名
双子コンボ 1名
奇跡コントロール 6名
発掘 2名
超起源 1名
ANT 1名
UR Wizard 1名
CTG 1名
No Goyf 1名
4色ビート 1名
UR バーン 1名
Eternal Festival Trial 2012 9/16 top8 DeckList
1st - Koujirou Omonishi
Deck Name -
Deck Designer -
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3 《Tundra》
2 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
3 《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
1 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
1 《Karakas》
2 《島/Island》
1 《平地/Plains》
1 《沼/Swamp》
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《思案/Ponder》
3 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《Force of Will》
1 《対抗呪文/Counterspell》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
Sideboard
3 《未練ある魂/Lingering Souls》
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《非業の死/Perish》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《盲信的迫害/Zealous Persecution》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《否認/Negate》
1 《終末/Terminus》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《解呪/Disenchant》
1 《流刑への道/Path to Exile》
2nd - Tatsuo Sekimoto
Deck Name -
Deck Designer -
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
3 《Tundra》
3 《Underground Sea》
1 《Scrubland》
2 《島/Island》
1 《平地/Plains》
1 《沼/Swamp》
1 《Karakas》
2 《不毛の大地/Wasteland》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《Force of Will》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
2 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1 《土地税/Land Tax》
4 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
Sideboad
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《流刑への道/Path to Exile》
2 《非業の死/Perish》
1 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《未練ある魂/Lingering Souls》
2 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《Force of Will》
1 《解呪/Disenchant》
1 《終末/Terminus》
3rd - Shunsuke Yao
Deck Name - Punishing Zoo
Deck Designer - ヤオ シュンスケ
2 《Taiga》
2 《Plateau》
1 《Savannah》
3 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1 《Karakas》
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
2 《不毛の大地/Wasteland》
1 《山/Mountain》
1 《森/Forest》
1 《平地/Plains》
4 《野生のナカティル/Wild Nacatl》
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
1 《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage》
3 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《罰する火/Punishing Fire》
3 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
2 《森の知恵/Sylvan Library》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
Sideboard
4 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
3 《赤霊破/Red Elemental Blast》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《輪作/Crop Rotation》
4th - Ryoichi Tamada
Deck Name -
Deck Designer -
4 《不毛の大地/Wasteland》
3 《Volcanic Island》
3 《Tropical Island》
2 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
2 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《Force of Will》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
2 《思考掃き/Thought Scour》
2 《二股の稲妻/Forked Bolt》
4 《目くらまし/Daze》
4 《呪文貫き/Spell Pierce》
Sideboard
1 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4 《水没/Submerge》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《壌土からの生命/Life from the Loam》
2 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《水流破/Hydroblast》
1 《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
5th - Kenta Yamagishi
Deck Name - かなすれwith
Deck Designer - iruyas
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4 《不毛の大地/Wasteland》
3 《Tropical Island》
3 《Volcanic Island》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
3 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《もみ消し/Stifle》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
4 《思案/Ponder》
2 《二股の稲妻/Forked Bolt》
Sideboard
3 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2 《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》
1 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《紅蓮破/Pyroblast》
4 《水没/Submerge》
6th - Shinnya Yamamoto
Deck Name - Team Yamamoto
Deck Designer - ヤマモト シンヤ
4 《Tundra》
2 《Volcanic Island》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1 《Karakas》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4 《島/Island》
2 《平地/Plains》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《天使への願い/Entreat the Angels》
3 《終末/Terminus》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
4 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4 《相殺/Counterbalance》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《対抗呪文/Counterspell》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《Force of Will》
Sideboard
2 《流刑への道/Path to Exile》
2 《墓場の浄化/Purify the Grave》
2 《呪文嵌め/Spell Snare》
2 《解呪/Disenchant》
2 《赤霊破/Red Elemental Blast》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《終末/Terminus》
7th - Kazuto Kawakami
Deck Name - Black Omni-Tell
Deck Designer - チームメタボ
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《Underground Sea》
1 《Volcanic Island》
1 《Badlands》
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
2 《島/Island》
1 《山/Mountain》
1 《沼/Swamp》
2 《グリセルブランド/Griselbrand》
2 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4 《全知/Omniscience》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《定業/Preordain》
1 《親身の教示者/Personal Tutor》
4 《燃え立つ願い/Burning Wish》
3 《実物提示教育/Show and Tell》
Sideboard
1 《実物提示教育/Show and Tell》
1 《洞察力の花弁/Petals of Insight》
1 《ぶどう弾/Grapeshot》
1 《再活性/Reanimate》
1 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1 《虐殺/Massacre》
1 《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1 《赤霊破/Red Elemental Blast》
2 《紅蓮破/Pyroblast》
4 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
8th - Yoshifumi Oomori
Deck Name - Infect
Deck Designer -
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
3 《Tropical Island》
4 《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf》
4 《荒廃の工作員/Blighted Agent》
4 《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》
4 《Berserk》
4 《不安定性突然変異/Unstable Mutation》
2 《古きクローサの力/Might of Old Krosa》
4 《激励/Invigorate》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4 《目くらまし/Daze》
4 《Force of Will》
Sideboard
3 《荒廃のマンバ/Blight Mamba》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
4 《巨森の蔦/Vines of Vastwood》
3 《自然の要求/Nature’s Claim》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1位通過のオモニシコウジロウさんがエタフェスの1BYE,
2位通過のセキモトタツオさんがエタパの1BYEを手に入れました。
おめでとうございます!
プロツアー予選:ゲートクラッシュのご案内
2012年9月13日BIG MAGIC日本橋店が主催するプロツアー予選:ゲートクラッシュは多数の参加者が見込まれるため、会場を変更させて頂きます。
プロツアー予選:ゲートクラッシュ
2012年10月13日(土)
フォーマット:ラヴニカへの回帰シールド
9:30より受付、開場
10:00よりデッキ構築開始予定
参加人数に応じたスイスラウンドのちにシングルエリミネーション
変更後の会場
大阪京橋・ツイン21 MIDタワー4F ホール21
(エターナルパーティ2010を行った会場です)
会場アクセス:
http://www.mid.co.jp/midcreate/access.html
参加費¥3500(予約)
当日参加は¥4000となります。
前日12日までメールおよびお電話でのご予約を承ります。
御予約に際し、DCIナンバー、お名前をお伝えください。
BIG MAGIC大阪日本橋店
06-6633-7338
bigmagic.mtg@gmail.com
プロツアー予選:ゲートクラッシュ
2012年10月13日(土)
フォーマット:ラヴニカへの回帰シールド
9:30より受付、開場
10:00よりデッキ構築開始予定
参加人数に応じたスイスラウンドのちにシングルエリミネーション
変更後の会場
大阪京橋・ツイン21 MIDタワー4F ホール21
(エターナルパーティ2010を行った会場です)
会場アクセス:
http://www.mid.co.jp/midcreate/access.html
参加費¥3500(予約)
当日参加は¥4000となります。
前日12日までメールおよびお電話でのご予約を承ります。
御予約に際し、DCIナンバー、お名前をお伝えください。
BIG MAGIC大阪日本橋店
06-6633-7338
bigmagic.mtg@gmail.com
9月16日はエタフェストライアルIN住之江!
2012年8月31日エターナルフェスティバル2012トライアル!
エターナルフェスティバルとは?
2010年より毎年、東京で行われるレガシープレイヤーたちの祝祭!
各年度の参加人数は200人を超える大盛り上がり間違いなしの大会です!
10月13日・14日にハイライフプラザ板橋にて開催されます。
賞品にデュアルランド40枚!ほかラヴニカへの回帰ボックスなどです!
なお、年末に行われるエターナルパーティの即席BYE獲得も兼ねた大会となります。
(エターナルパーティ詳細については後日発表)
9月16日(日)住之江会館(KMC主催)
受付10:30 開始11:00
参加費 ¥1500 フォーマット:レガシー
参加人数に応じたスイスラウンド終了後の首位の方に1BYEを差し上げます。(※BYEは重複します。)
※参加者が65名以上の場合は2位の方まで1BYEが与えられます。
BYEの入手順位
参加者64名以下…1位:フェス1BYE・2位:パーティ1BYE
参加者65名以上…1位、2位:フェス1BYE・3位、4位:パーティ1BYE
ほか、上位の方に賞品をお配りします。
ヘッドジャッジ:大澤一恭(DCI認定レベル1ジャッジ)
大会予約、ご質問などは magiciansplace@gmail.comまで
(※大会予約はDCIナンバー、お名前をカタカナで記載お願いします。)
9月16日(日)住之江会館アクセス
大阪市住之江区南加賀屋3-1-20・2階
大阪市営地下鉄・四つ橋線/住之江公園駅下車
(4番出口)徒歩約5分
http://osakacommunity.jp/suminoe/b1_hall.html
エターナルフェスティバルとは?
2010年より毎年、東京で行われるレガシープレイヤーたちの祝祭!
各年度の参加人数は200人を超える大盛り上がり間違いなしの大会です!
10月13日・14日にハイライフプラザ板橋にて開催されます。
賞品にデュアルランド40枚!ほかラヴニカへの回帰ボックスなどです!
なお、年末に行われるエターナルパーティの即席BYE獲得も兼ねた大会となります。
(エターナルパーティ詳細については後日発表)
9月16日(日)住之江会館(KMC主催)
受付10:30 開始11:00
参加費 ¥1500 フォーマット:レガシー
参加人数に応じたスイスラウンド終了後の首位の方に1BYEを差し上げます。(※BYEは重複します。)
※参加者が65名以上の場合は2位の方まで1BYEが与えられます。
BYEの入手順位
参加者64名以下…1位:フェス1BYE・2位:パーティ1BYE
参加者65名以上…1位、2位:フェス1BYE・3位、4位:パーティ1BYE
ほか、上位の方に賞品をお配りします。
ヘッドジャッジ:大澤一恭(DCI認定レベル1ジャッジ)
大会予約、ご質問などは magiciansplace@gmail.comまで
(※大会予約はDCIナンバー、お名前をカタカナで記載お願いします。)
9月16日(日)住之江会館アクセス
大阪市住之江区南加賀屋3-1-20・2階
大阪市営地下鉄・四つ橋線/住之江公園駅下車
(4番出口)徒歩約5分
http://osakacommunity.jp/suminoe/b1_hall.html
エターナルフェスティバル2012トライアルIN西宮市民会館 カバレッジまとめ
2012年8月20日大会結果と上位陣のデッキリストはこちらです!
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208191248569482/
Round 1 村栄 龍司 (MonoRed Burn) vs 安田 真幸 (Sneak and Show)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201312513330/
Round 2 玉田 遼一 (RUG Delver) vs 田代 晃一 (UWr Miracle control)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201315148299/
Round 3 坂本 力祐 (BW stoneforge) vs 伊藤 伸一 (Ub Merfolk)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201321194130/
Round 4 ダンノヒロキ (Rwb Goblin) vs 吉原 知基 (UWR Miracle control)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201322567025/
Round 5 西川 清吾 (UW Miracle control) vs 川上 和人 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201324599337/
Round 6 服部 寛樹 (MonoBlue Merfolk) vs 玉田 遼一 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201326483408/
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208191248569482/
Round 1 村栄 龍司 (MonoRed Burn) vs 安田 真幸 (Sneak and Show)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201312513330/
Round 2 玉田 遼一 (RUG Delver) vs 田代 晃一 (UWr Miracle control)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201315148299/
Round 3 坂本 力祐 (BW stoneforge) vs 伊藤 伸一 (Ub Merfolk)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201321194130/
Round 4 ダンノヒロキ (Rwb Goblin) vs 吉原 知基 (UWR Miracle control)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201322567025/
Round 5 西川 清吾 (UW Miracle control) vs 川上 和人 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201324599337/
Round 6 服部 寛樹 (MonoBlue Merfolk) vs 玉田 遼一 (RUG Delver)
http://magiciansplace.diarynote.jp/201208201326483408/
いよいよ最終戦となった。Round 2でも登場した玉田はここまで全勝街道を突き進んでおり、その勢いのまま全勝優勝への狙いを定めている。その対戦相手となるのは服部。彼は1敗ライン組の一人であり、1 bye獲得のためにはここでの勝利が最低条件である。
デッキは両者ともに青いクロックパーミッション。どう押してどう引くか、攻防いずれも見ごたえのありそうなマッチアップとなった。
Game 1
後手の玉田が1ターン目にフェッチランドを起動するのだが、ここに先手を取った服部の《もみ消し》が突き刺さる。
そして玉田は、次の色マナソースに出会うよりも早く殴り殺されてしまうのだった。
服部 1-0 玉田
Game 2
開幕ターンに登場した玉田の《秘密を掘り下げる者》はすぐさま変身し、早くも2ターン目から3/2飛行のクロックが服部に強烈なプレッシャーを与える。
玉田の《Volcanic Island》は《不毛の大地》で破壊し、《タルモゴイフ》は《Force of Will》するなどひとつひとつのパーマネントには対処していくのだが、クロックの設置が中々思うようにできず苦しい服部。何より《昆虫の逸脱者》が全く止まらない。
《銀エラの達人》《珊瑚兜の司令官》と重ねてはみるのだが、玉田は《目くらまし》と《稲妻》でもってこれらを撃退してみせた。
元々が青単という色の特性上、一度場に出てしまったクリーチャーを対処することが困難な服部のデッキ。ダメージレースを挑むことができないとあっては、彼に勝ちの目を見つけることは土台無理な話だった。
服部 1-1 玉田
Game 3
第3ゲームにしてようやく《霊気の薬瓶》スタートを決めた服部。さらに返しの玉田の《渋面の溶岩使い》を《目くらまし》という、これ以上ない素晴らしい立ち上がりである。
《Force of Will》で玉田の《タルモゴイフ》も打消し、さらに《霊気の薬瓶》から《珊瑚兜の司令官》を戦場に叩きつける。
さっそくこれをレベルアップさせて攻撃に送り出すのだが、1度だけ殴った後にこれは玉田の《紅蓮破》で除去されてしまう。
なかなか思うように展開できない服部は、2体の《メロウの騎兵》を並べて3/3として、玉田が唱えた《敏捷なマングース》へのけん制としてみせた。さらに《呪い捕え》が陣営に加わり、その厚みは徐々に増していく。
ここで服部は《メロウの騎兵》(3/3)の片割れを攻撃に参加させた。この服部の行動に実際に相対していた玉田には、若干疑問の残るプレイに映ったようだ。首をかしげながら《敏捷なマングース》(3/3)でこれをブロックする。対応してのアクションはなく、お互いのクリーチャーが墓地に置かれた。
このワンプレイがゲームの行方を大きく左右した。玉田は《二股の稲妻》で残ったもう一方の《メロウの騎兵》を除去し、さらに《タルモゴイフ》と《敏捷なマングース》を戦場に追加して主導権を服部から奪い取る。
ここから服部は《呪い捕え》のような小粒を引き当てるのみで、玉田の攻撃を押しとどめるには至らない。何とかチャンプブロックで時間を稼いだりはしてみるのだが、その種もすぐに底をつき、戦陣が崩壊した服部は投了を余儀なくされた。
服部 1-2 玉田
玉田win!
デッキは両者ともに青いクロックパーミッション。どう押してどう引くか、攻防いずれも見ごたえのありそうなマッチアップとなった。
Game 1
後手の玉田が1ターン目にフェッチランドを起動するのだが、ここに先手を取った服部の《もみ消し》が突き刺さる。
そして玉田は、次の色マナソースに出会うよりも早く殴り殺されてしまうのだった。
服部 1-0 玉田
Game 2
開幕ターンに登場した玉田の《秘密を掘り下げる者》はすぐさま変身し、早くも2ターン目から3/2飛行のクロックが服部に強烈なプレッシャーを与える。
玉田の《Volcanic Island》は《不毛の大地》で破壊し、《タルモゴイフ》は《Force of Will》するなどひとつひとつのパーマネントには対処していくのだが、クロックの設置が中々思うようにできず苦しい服部。何より《昆虫の逸脱者》が全く止まらない。
《銀エラの達人》《珊瑚兜の司令官》と重ねてはみるのだが、玉田は《目くらまし》と《稲妻》でもってこれらを撃退してみせた。
元々が青単という色の特性上、一度場に出てしまったクリーチャーを対処することが困難な服部のデッキ。ダメージレースを挑むことができないとあっては、彼に勝ちの目を見つけることは土台無理な話だった。
服部 1-1 玉田
Game 3
第3ゲームにしてようやく《霊気の薬瓶》スタートを決めた服部。さらに返しの玉田の《渋面の溶岩使い》を《目くらまし》という、これ以上ない素晴らしい立ち上がりである。
《Force of Will》で玉田の《タルモゴイフ》も打消し、さらに《霊気の薬瓶》から《珊瑚兜の司令官》を戦場に叩きつける。
さっそくこれをレベルアップさせて攻撃に送り出すのだが、1度だけ殴った後にこれは玉田の《紅蓮破》で除去されてしまう。
なかなか思うように展開できない服部は、2体の《メロウの騎兵》を並べて3/3として、玉田が唱えた《敏捷なマングース》へのけん制としてみせた。さらに《呪い捕え》が陣営に加わり、その厚みは徐々に増していく。
ここで服部は《メロウの騎兵》(3/3)の片割れを攻撃に参加させた。この服部の行動に実際に相対していた玉田には、若干疑問の残るプレイに映ったようだ。首をかしげながら《敏捷なマングース》(3/3)でこれをブロックする。対応してのアクションはなく、お互いのクリーチャーが墓地に置かれた。
このワンプレイがゲームの行方を大きく左右した。玉田は《二股の稲妻》で残ったもう一方の《メロウの騎兵》を除去し、さらに《タルモゴイフ》と《敏捷なマングース》を戦場に追加して主導権を服部から奪い取る。
ここから服部は《呪い捕え》のような小粒を引き当てるのみで、玉田の攻撃を押しとどめるには至らない。何とかチャンプブロックで時間を稼いだりはしてみるのだが、その種もすぐに底をつき、戦陣が崩壊した服部は投了を余儀なくされた。
服部 1-2 玉田
玉田win!
本エターナルフェスティバルトライアルも終盤戦を迎えようとしている。ここまでを振り返った感想として、青白系ボードコントロールと赤青緑のクロックパーミッションの隆盛を挙げずにはいられない。
ちょうど1週間前に関東で開催された同トライアル(AMC)において、優勝こそ赤青白《石鍛冶の神秘家》デッキに譲りはしたものの、その上位陣の6/8が《実物提示教育》デッキであったことは記憶に新しい。
その勢いのまま、今日もそういうメタゲームになるんだろうなぁ、と考えていた者も少なくないだろう。しかし事実は小説よりも奇なり。会場に参上した《実物提示教育》デッキはわずか2人!
蓋を開けてみれば、まず本命の《実物提示教育》デッキを打ち滅ぼすことを主眼に置いたクロックパーミッションが最大勢力となり、さらにそれらを食うためのボードコントロールが続く形となった。
Round 5で紹介するマッチアップもまさにその対決である。西川のデッキは青白で組まれたオーソドックスなコントロールデッキで、《師範の占い独楽》と《相殺》によるハーフロックを中心に据え、《終末》《天使への願い》という2種類の奇跡カードで優位を固定するという塩梅だ。川上のデッキは《秘密を掘り下げる者》と《敏捷なマングース》というコストパフォーマンスに優れるクロックを、レガシーならではの優秀なドロー操作と打消し呪文で支えるという、これも王道のデッキである。
Game 1
互いに《Force of Will》を打ち合った末に、先手2ターン目の西川の《相殺》は見事成就した。
そして続く《師範の占い独楽》も通り、4ターン目にして早くも《相殺》ロックが完成する。
なんとか隙をついて川上も《秘密を掘り下げる者》と《タルモゴイフ》を通して攻勢に出るのだが、それらが順に《剣を鍬に》で対処されてしまうと、もはや彼にはどうすることもできなかった。
「《不毛の台地》があるから」と土地が多めの初手をキープした川上だったが、西川が並べた土地は、無情にも《島》《島》《平地》だったのだから。
西川 1-0 川上
Game 2
西川の初手には《師範の占い独楽》が2枚。まず1枚目で《Force of Will》を誘い、再び2枚目の《師範の占い独楽》を公開する。テイクマリガンからのスタートとなった川上にとって、正直なところ相当厳しい。
そうはいっても止まることは許されない。必死に《秘密を掘り下げる者》、《敏捷なマングース》と並べてビートダウンを開始する。《秘密を掘り下げる者》はすぐに《思考掃き》を公開して変身し、4点クロックを西川に突き付けていく。
そしてこの目論見をも、西川は完璧に打ち破る。文字通りそれは《終末》。
川上の場にクロックはもうない。そして手札には土地以外、何も残されていない。西川にはこれから毎ターン《師範の占い独楽》が新鮮なドローを保証する上、それでなくとも彼の手札には既に次の有効牌が控えているというのに。
川上のデッキがここから逆転勝利を飾るためには、いったい何をドローすればいいのだろうか。そしてその確率が、果たしてどれほどあるというのだろうか。
西川 2-0 川上
西川Win!
ちょうど1週間前に関東で開催された同トライアル(AMC)において、優勝こそ赤青白《石鍛冶の神秘家》デッキに譲りはしたものの、その上位陣の6/8が《実物提示教育》デッキであったことは記憶に新しい。
その勢いのまま、今日もそういうメタゲームになるんだろうなぁ、と考えていた者も少なくないだろう。しかし事実は小説よりも奇なり。会場に参上した《実物提示教育》デッキはわずか2人!
蓋を開けてみれば、まず本命の《実物提示教育》デッキを打ち滅ぼすことを主眼に置いたクロックパーミッションが最大勢力となり、さらにそれらを食うためのボードコントロールが続く形となった。
Round 5で紹介するマッチアップもまさにその対決である。西川のデッキは青白で組まれたオーソドックスなコントロールデッキで、《師範の占い独楽》と《相殺》によるハーフロックを中心に据え、《終末》《天使への願い》という2種類の奇跡カードで優位を固定するという塩梅だ。川上のデッキは《秘密を掘り下げる者》と《敏捷なマングース》というコストパフォーマンスに優れるクロックを、レガシーならではの優秀なドロー操作と打消し呪文で支えるという、これも王道のデッキである。
Game 1
互いに《Force of Will》を打ち合った末に、先手2ターン目の西川の《相殺》は見事成就した。
そして続く《師範の占い独楽》も通り、4ターン目にして早くも《相殺》ロックが完成する。
なんとか隙をついて川上も《秘密を掘り下げる者》と《タルモゴイフ》を通して攻勢に出るのだが、それらが順に《剣を鍬に》で対処されてしまうと、もはや彼にはどうすることもできなかった。
「《不毛の台地》があるから」と土地が多めの初手をキープした川上だったが、西川が並べた土地は、無情にも《島》《島》《平地》だったのだから。
西川 1-0 川上
Game 2
西川の初手には《師範の占い独楽》が2枚。まず1枚目で《Force of Will》を誘い、再び2枚目の《師範の占い独楽》を公開する。テイクマリガンからのスタートとなった川上にとって、正直なところ相当厳しい。
そうはいっても止まることは許されない。必死に《秘密を掘り下げる者》、《敏捷なマングース》と並べてビートダウンを開始する。《秘密を掘り下げる者》はすぐに《思考掃き》を公開して変身し、4点クロックを西川に突き付けていく。
そしてこの目論見をも、西川は完璧に打ち破る。文字通りそれは《終末》。
川上の場にクロックはもうない。そして手札には土地以外、何も残されていない。西川にはこれから毎ターン《師範の占い独楽》が新鮮なドローを保証する上、それでなくとも彼の手札には既に次の有効牌が控えているというのに。
川上のデッキがここから逆転勝利を飾るためには、いったい何をドローすればいいのだろうか。そしてその確率が、果たしてどれほどあるというのだろうか。
西川 2-0 川上
西川Win!
1 2