エターナルフェスティバル2012トライアル。

本日は44名のレガシープレーヤーがここ西宮に集った。全6回戦を経て、上位二人にエターナルフェスティバルまたはエターナルパーティーの1 byeが与えられる。

その開幕戦となるRound 1では、レガシー強者として全国的に認知される二人がフィーチャーテーブルに招待された。

レガシーサーキット準優勝他、常に我々に新鮮な話題を提供してくれる「関西で有名なバーン使い」こと村栄。その対戦相手は、日本レガシー選手権の優勝経験もある安田である。

デッキは村栄が彼の代名詞である赤単バーン。ずっと使い倒してきただけにそのリストはもはや洗練の極みにあるといえよう。事実、彼のデッキの構成はここ1年間でほとんど変化していない。一方の安田はSneak and Show。なお余談になるが、某ニコニコ生放送配信者が安田から託されたリストでMOCSに参加し、初体験のレガシーを8-3したとの報もある。安田型Sneak and Showのポテンシャルの高さが窺い知れるエピソードといえる。

試合開始前には、両者そろって「このマッチほんまおもんないで」と嘆く有様。しかしどちらも実力が伴うプレーヤー同士、そこを盛り上げるのが千両役者でしょうと勝手に思う筆者であった。


Game 1

先手は安田。1マリガンを経た彼の初手はこのようなものだった。

《古の墳墓》
《実物提示教育》
《実物提示教育》
《水蓮の花びら》
《騙し討ち》
《全知》(※デッキには1枚だけ!)

そう、《グリセルブランド》《引き裂かれし永劫、エムラクール》のどちらかを引くことは、事実上ゲームセットを意味するものだった。

そして安田は、その3ターン後にエルドラージと巡り合ったのだった。

村栄 0-1 安田


Game 2

さすがに見せ場も何もあったものではないGame1だったが、今度は手番が入れ替わって村栄が先手である。1ターン目、2ターン目と《運命の大立者》を展開しつつ、《裂け目の稲妻》を待機してダメージレースの形を作る。

一方の安田は《思案》で手札を整えつつ、2ターン目には《古の墳墓》から《実物提示教育》、呼び出したのは《引き裂かれし永劫、エムラクール》だ。

ここで村江は惜しみなく手札の火力を連打した。《Chain Lightning》《溶岩の撃ち込み》、さらに《火炎破》とあらゆるリソースを安田へとぶつけた。返しにエルドラージに殴られようとも、続くターンに手札の土地と火力をつぎ込めば安田のライフを削り切れる、そういう計算の上での行動だ。

しかしその目論見は、安田の手にある《Force of Will》の前に脆くも崩れ去った。

村栄 0-2 安田

安田win!

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