突然だがあなたはshandy gaffというお酒をご存じだろうか。

Wikipediaで検索してみると、そこには「ビールベースのカクテルで、ジンジャー・エールと合わせたもの」との解説を目にすることができるだろう。
ではこれが、同じWikipediaでも「MTG Wiki」であればどう編集されるべきだろうか。

塚西のデッキはシャンディガフ。具体的にどんなデッキなのよと問われてもそれに答えることは難しく、というのも塚西が「これがシャンディガフだ」と言い張ればそれがそうなのだから。強いて説明するなら、青がタッチされてやや重めの構成にシフトしたMaverickが該当するはずである。

それに対する大澤は至って普通のタッチ白のゴブリンデッキ。一般的にゴブリンといえば消耗戦に対する強さに定評があるアーキタイプで、Maverickにはやや有利と考えられるのだが、しかし塚西のデッキに一般論が通用するのかどうか。


Game 1

大澤が《霊気の薬瓶》、塚西が《貴族の教主》を出し合うところからゲームスタート。

そこから大澤が《スカークの探鉱者》《ゴブリンの戦長》と並べ、さらに《ゴブリンの女看守》で《ゴブリンの首謀者》をサーチする。一方で塚西も《漁る軟泥》をアタッカーとして用意しつつ、2枚目の《貴族の教主》でマナ加速してから4ターン目にフルタップで《エルズペス・ティレル》をキャスト。即座に-2能力を起動し、兵士トークンを並べて防御壁を築き始める。

その返しに、大澤がビッグアクションを起こす。

《霊気の薬瓶》で先程の《ゴブリンの首謀者》を出して《棘鞭使い》と《ゴブリンの戦長》をgetすると、そのまま《棘鞭使い》で《漁る軟泥》をバウンス。《スカークの探鉱者》を使ってマナ加速してから《群衆の親分、クレンコ》を召喚した。

そして《群衆の親分、クレンコ》から生み出された大量のゴブリントークンは塚西と《エルズペス・ティレル》に目がけてジェットストリームアタック。

《スカークの探鉱者》《ゴブリンの戦長》《群衆の親分、クレンコ》の赤い三連星が大澤を勝利に導いた。


塚西 0-1 大澤


Game 2

1ターン目に《ゴブリンの従僕》、2ターン目に《宝石の手の焼却者》でブロッカーをどかしてからアタック!

かくて2ターン目に《包囲攻撃の司令官》が降臨した。

《剣を鍬に》を用意できなかった塚西、無念の投了である。

塚西「そのパターン以外だったら大丈夫だったんだけどなー」


塚西 0-2 大澤

大澤Win!

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